「CODE: 私たちの時代の言語」

今日はアーチャンの支援学校の3学期の始業式。午前中で終ったのでお迎えの後、夕方カーチャンが美術講師の仕事から帰宅するまで時間があるので、あちこち一緒に廻りました。
梅田に出て、グランフロント大阪のナレッジキャピタルのラボへ、「CODE: 私たちの時代の言語」展を見ました。
ナレッジキャピタルと、オーストリアの「アルスエレクトロニカ」とのコラボでした。
展示自体は点数も少なく、小さなサークル状のスペースでされていましたが、展示内容はとてもユニークで刺激になりました。
「私たちの時代の言語」というタイトルがついていますが、むしろイメージをメインにしたコミュニケーションであるところが示唆に富んでいました。
(画像転載許諾済み)

「CODE: 私たちの時代の言語」
http://kc-i.jp/arsinkc/archive01/index.html

二組のアーティストのうち、最初、エキソニモさんのTシャツ作りのプログラムで遊びました。
Tシャツのフォーマットに文字を打ち込んで、クリックするとTシャツの胸のところに文字がいろいろなグラフィティ表現になって表示されていき、気に入ったイメージでOKすると完成。

文字は我家のチーム名の「artanart(アーチャンアート/アートアンアート)にしました。
出来上がったTシャツは専用サイトに登録されて、実際にTシャツが購入できるプログラムとなっている。

エキソニモさんのTシャツ作りのプログラム
我家のTシャツの専用サイト
(画像をクリックすると拡大表示されます)
http://store.exonemo.com/antibot/store.cgi?c_param=d%3Dartanart%26w%3D345%26l%3Dtrue%26dt%3Dtrue%26c%3Drand%26al%3DC%26r%3D38590%26t_type%3D001%26t_size%3DM%26c_posY%3D73.40673333333332

Tシャツを作るというプログラム自体は、それほど新鮮味は無かったのですが、とにかく処理がなめらかで、上記の処理も感覚的には1分も掛からない感じでした。

もう1人のアーティストさんの、ゴラン・レヴィンさんの作品もユニークなものでした。
ひとつは、目の動きを捉えて、モニター上にその軌跡を瞬時に描いていくもの。(なおかつ、直前に操作した自分ないし他人の軌跡が部分的にモニター上に残っていて、それへの注視も生じることから、なめらかに重なっていくイメージとなっている。
アーチャンの目の動きの軌跡の動画。

私の軌跡。

もうひとつの作品は、無数の目のようなものが並んでいるモニターを見つめてまばたきすると、写された私の目の画像がちょっとずつ入替わり、鏡を見ている感覚とはまた違う感じで、視線を意識する事になる仕掛け。