グレリンとprader-willi症候群

アーチャンのprader-willi症候群の過食症の治療法開発のニュースがアメリカのFPWR(PWSの研究支援財団)のFace Bookに出ていました。

https://www.facebook.com/fpwr.org/posts/10152554212872948

記事のghrelinは日本の当時、北千里の循環器病センターに居られた、寒川&児島先生の発見によるもの。
そのうちの児島先生とコンタクトとり、興味をもってくださり、科研費とって研究してくださったのは、もう10年以上も前の話。
海外でghrelinを減らす治験の結果が出なかったので、日本ではその後の研究を臨床医達は積極的に行なわなかった。
しかし、健常者の場合の食欲に強く関わるghrelinの血中濃度が、健常者の数倍高いprader-willi症候群の事実見れば、研究継続は自明の筈である。
研究の進展に期待したい。