オープンナガヤ大阪2013

家の近所でもカエルハウスさんがオープンハウスされていたので、伺いました。

オープンナガヤ大阪2013
https://www.facebook.com/opennagaya

築80年以上の長屋をDIYでリフォームして、共同アトリエにされていました。借り手募集されていますね。
物資の無い頃に建てられたので、内壁に一斗缶をぺしゃんこにしたのを張っていました。これは何の為に張ったのか聞くと防火用との事でした。

妻壁の上部、茶色く錆びているのが一斗缶をぺしゃんこにしたのを張ってるところ。

2名の写真家による展示も開催されていました。
うち1人がこの長屋のオーナーさんで、大阪の現存する蔵のある風景をたくさん展示されていました。表現がベッヒャー夫妻の感じに似ていたので、聞くと、やはり意識しているとの事。最近の写真表現はアートとしての表現の傾向が強いので、写真の原点に戻り、写真らしい写真を撮りたいと(ベッヒャー夫妻のシンボリックな平板な表現が写真らしい写真表現であるか否かは意見が分かれると私は思いますが)
もうお1人は、アジア各地の光景。写真の対象と展示室の傷んだ状況とがシンクロしている。
長屋のリフォームという観点から見に来た人はちょっと驚くのではないかな。
オープンナガヤ全体の企画された大阪市立大学の学生さん達は熱心に語ってくださったが、西成のbreaker projectさんの新福寿荘のことお話してもご存知でなく、ちょっとこれもビックリ。まあそんなもんかな。