「北加賀屋みんなのうえん祭 2013」

お昼前に、CCOクリエイティブセンター大阪(名村造船所跡地)へ行き、「北加賀屋みんなのうえん祭 2013」を家族で楽しみました。

北加賀屋みんなのうえん祭 2013」
http://minnanouen.sblo.jp/article/76109607.html

北加賀屋の地域にある空き地を農地として活用し、街の活性化に取り組んでおられる「北加賀屋みんなのうえん」さんのイベント。明日の北加賀屋アートサーカスと併せて「すみのえアートビート2013」という企画の初日。

すみのえアートビート2013
http://suminoe-artbeat.crushlabs.net/

屋台の唐揚げとかいろいろ買ってランチのあと、先日の中之島公園での水都大阪の時にもスムージーのワークショップされていて飲みましたが、今日もアーチャンがんばって作りました。


それから万願寺とうがらしの辛くないのを詰め放題(200円)しました。アーチャン最後に袋からあふれるほど手に持ち載せようと工作、お店の方が手提げ袋にみんな一緒に入れてくださった。

野菜の原種の種をガチャガチャに入れてあるのでアーチャン、チャレンジして(100円)ラディシュでした。一般の栽培農家が育てている野菜は種屋さんが交配して作っている種なので、そこから同じ野菜は出来ないから、毎年種を買わないといけないシステムになっているので、原種であれば種継ぎができるから、普及活動されているようです。ラディシュはちょうど季節的に今蒔ける時期らしく楽しみ。
そのお店で大きなバターピーナッツかぼちゃ(だったと思う)購入。見た目は瓢箪ですが、中身は甘いかぼちゃらしい。
いろいろ巡って、それから、名村造船の建物内で開催されている、「みなとの物語」を観ました。

「みなとの物語−咲くやこの花賞受賞者、フランス新鋭作家展−」
http://www.chishimatochi.info/found/?p=823

パラモデルさんの平面作品は、以前拝見したプラスチックのプラレールの三次元空間での展開のイメージから、違った表現でしたが、そのパラダイス感というのか、私の好きな銅版画家のジャック・カロが描いた、バードアイビューな地図画とも言えるような、そしてそこに生きる人々も記号化抽象化された世界のような、スケールの大きなものを強く圧縮したようなイメージがあり、印象に残りました。
淀川テクニックさんや、海外の作家たちの作品は東北の震災や津波のイメージからの影響が強くあり、生真面目な作品ですが、少し私にはストレート過ぎるように感じました。
パラモデルさんの、今はもう使われていないような、青焼き図面(もしくは青焼き風にプリントしたのか)であったり、セクションペーパーのような紙に描かれたものを拡大して印刷しているようなテイストなど、まわりくどい、緩慢な分りにくい表現が、現実の生々しさをよりリアルに伝えてくれるように感じました。
会場にダックが舟で運ばれてきたのですが、天候の問題からか、ぺしゃんこのままで、みんな脹らませるのだろうと期待してカメラ構えていましたが、いつまで経っても作業は始まらず、あきらめて、帰りました。
帰路、近くの建設現場で仮囲いのスチールフェンスに野菜の絵を描くワークショップされていたので(プログラムには出てませんね)妻子が参加しました。



カーチャンは他の人が描いてない物を描こうと、山芋を描いています。

アーチャンは家で栽培して少し前に収穫したゴーヤを描きました。見本に写真貼ってあったのでそれを見ながら描いています。何度も修正して先っちょの尖がった感じを描けた事を自慢していました。観察する力も少しづつですが付いてきている様子。