『未来の姿を写してみる』

午後、江之子島文化芸術創造センターenocoへ家族で行き、『未来の姿を写してみる』に参加しました。
講師の松本美枝子さん、サポートの皆さん(特に、先日の「写ルンです」展でもお世話になったアートスペースジューソーの谷川さん、こどもオーケストラでもお世話になったタチョナの小島さん)楽しい時間、丁寧なサポート感謝です。

タチョナ×enoco企画アートワークショップvol.5
セルフポートレイト写真ワークショップ『未来の姿を写してみる』
http://www.enokojima-art.jp/event/20130831_touchonart_ws/

台風が接近ということで、土曜日の西成区の遊パーのみずあそびイベントが前日に中止となり、さてどうしようとネット検索して見つけたワークショップ。金曜日の朝に見つけて、もう定員かなと駄目もとで問い合わせたら、まだいけるということでラッキーでした。
プログラムの内容がこどもが自分の将来のこと考えながら自分でセルフポートレートを撮影するということで、アーチャンにはちょっと難しいかなと思いましたが、先日の「写ルンです」展のワークショップで、あまりサポートしなくても自分で判断して行動できていたし、写真に興味を持ってきてる感じもしたので、タイミング的にも良いなと思い申し込みました。
講師の松本美枝子さんのtwitterへ申し込みのことお伝えしたら、偶然にも「写ルンです」展のアートスペースジューソーの谷川さんとお知り合らしく、ワークショップのサポートに来られるという、アーチャン写真から連想して谷川さん来るの?と聞いてたので、これもラッキーでした。
アーチャンに将来なりたいこととか、夢を尋ねると、最近だいたい答えは一緒で、
ケーキ屋さん(パティシエ)
牛丼屋の店員
霊柩車の運転手(壇蜜さんがお葬式学校通って、葬式屋さんになろうとしてたことTVで知ってからはお葬式屋さんみたいな)
AKB48
という4つの夢があるらしい。
どれが一番なりたいか聞いても答えははっきりしないようでしたが、夕方、今池子供の家から帰ってきて、しばらくしてから、いろいろ作り始めました。
白い棺桶を少し前に作りかけていたらしく、それに遺体の女の子入れたり、花を飾ったり、それらは写真には写らないようになるものですが、こだわりがあり丁寧に作っていました。最後に黒い折紙で鶴を四羽折って、上から貼り付けていました。
これを夕食後からもずっとやり続けて、何度ももう止めなさいと言っても続けて、1時30分頃、ようやく完成して着替えて寝ました。もの凄い集中力。
翌朝起きるなり、いいこと考えたと、赤い箱見つけて、霊柩車を作り始めました。
アーチャンが霊柩車に興味持ち始めたのいつ頃だっけと思い、ブログ日記検索してみると、4年前に淀川河川敷に遊びに行った時に偶然遭遇した霊柩車がアーチャンには衝撃だったらしく、どうもそれ以来ずっと言いつづけているように思う。
11時30分くらいには出掛けないと外でランチする時間無くなるので、そう伝えても集中して止めません。時間が来たので、もう持っていって会場で続きやろうと、ところがそれから黄色い色紙取り出して、屋根や扉に貼り始め、結局家を出たのが12時過ぎと、ワークショップ開始の1時間前で、ランチする時間無くなったので、コンビニで適当に買って地下鉄内や会場の休憩スペースで簡単に済ませてぎりぎり間に合いました。(霊柩車以外の夢としてパティシエもやりたい様子だったので、よく作る色紙ケーキや道具類も適当にカバンに入れておきました。)

ワークショップは最初に松本さんが今までカメラマンとして撮影してこられた、様々な作品を上映したり、過去実施してこられたセルフポートレートのワークショップの模様を見せていただいて、今日どんなことをするのか、子供たちの理解を深めました。
参加者はアーチャン以外は小学校5年生の女の子2名と中学生の女の子2名で、それぞれお友だちと一緒に参加で、ポートレートも二人一組でしていました。
たくさん手伝いにきていた若いスタッフさんや松本さん自身が最初にポーズ取って、テストしていきます。
立ち位置の×印でイメージ固めてから、三脚で固定してあるデジカメのシャッターのタイマーを自分で押して戻り、10秒後にタイミング合わせて飛んだりいろいろなポーズで撮影。
タイミングによって予想外のポーズや表情となり、その不思議なショットが魅力のような雰囲気が伝わってきました。
それで、こどもたちもリハーサル。
アーチャンはアドリブあまり効かないので、棒立ちでしたが、表情は笑みがあり、楽しんで参加している様子でした。
enocoの地下1階の会議室に作られたスタジオの様子。

大きなスクリーンに映し出され、みんなで見て笑ったり、いいねしたり。
メモ紙がこどもたちに配られ、どんなイメージで撮影するか考える時間。
アーチャンは持ってきた霊柩車や棺やお菓子など出して、松本さんや谷川さんたちに説明していました。

この赤い霊柩車の屋根の上に乗ってる白いのはどうも龍のイメージらしく、少し前に図書館で借りてきた本に載っていた、金色の霊柩車の屋根に載っていた竜の事思い出したらしい。そのイメージも強烈ですが。
屋根に貼った黄色い紙の色がスタジオの背景の黄色と一緒でちょっと不思議なシンクロ。
それから本番の撮影をしました。
最初に霊柩車バージョン。その次にパティシエバージョンを撮りました。撮影が終ってスクリーンに映る自分を見ているアーチャン。

他のこどもたちはいろいろアクション考えたり、着替え持って来ていたり、友達どうしでワイワイ楽しみながらの撮影。
撮影が終わり、お気に入りのものを2枚選びました。
おやつ休憩の間にプリントしてもらい、メッセージを各自書いて、仮展示の写真に貼り付けて確認。

これでワークショップ終了。
enoco内に当初の予定では1週間というお話でしたが、1ヶ月に延長して展示ということになりました。
会期終了後、作品は郵送していただけるとのこと、感謝です。