スケッチチェアー

午後、グランフロント大阪のナレッジキャピタルへ家族で行きスケッチチェアーのワークショップに参加してきました。楽しい時間、丁寧なサポート感謝です。

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アルスエレクトロニカというオーストリアのアートセンターと関西TVとのコラボ企画。2年ほど前に梅田のブリーゼブリーゼで開催されたアルスエレクトロニカさんのイベントに参加して、とても面白かったので今回も申し込んでみました。
今日の課題はスケッチチェアーというパソコン使ったユニークな椅子製造システムでその体験をペーパーモデル作りで行なうというもの。
最初にスケッチチェアーのシステムを開発されたグレッグ・サウルさんから、詳しく説明があり、ソフトの使い方も具体的にモニターに映し出して丁寧に理解出来るように解説。パソコンのマウスで椅子の線や面を描くと自動的に奥行き方向に何枚か同じパターンが作成されていく。直交する型も自動的に生成される。ソフトがユニークなのはスケールの手掛かり用に画面に居るマネキンを椅子に近づけると勝手に座って、そして椅子の重心バランスがおかしいと転倒してしまう仕掛けになっていて、チェックしてくれるところ。
今日のワークショップは小さなペーパーモデルのチェアー作りでしたが、スケールを1/1で作ればそのまま実際に座れる椅子も作れる。ソフトもフリーに公開されていて、誰でも利用できるようになっている。自分の体にフィットするようカスタマイズ可能な椅子作りの為に作られたソフトのようですが、作られた椅子のデーターも次々とアップされていて、利用可能になっているらしい。

説明が終わり、さっそく実践。

アーチャンは支援学校でパソコンに慣れている為か自分で出来ると思い込んでいて、自由に描いていました。
最初に描いた椅子は確かに想像を越えるようなものを描いていました。無数の脚、ポーラス状の座の形など、パソコンからの出力は無理と係りの方が判断されたのかカーチャンが判断したのか分かりませんが没にしたようです。(これはこれで無理やり出力しても良かったのではと思うけれど)

最初のグレッグ・サウルさんの解説で参考としてウサギ型の椅子のプレゼンがあったので、それを作りたくなったみたいで、やり始めるのですが、かたちがまとまらず、それで、自力では無理と分かったのかちょっと疲れたのか、カーチャンがアーチャンの考えを聞きながら代わりに描きました。

これを見たグレッグ・サウルさんが気に入ったようでいろいろアドバイスしてもらいました。

わたしは、親子で座れる座面の異なる高さの椅子を考えました。
何となく人がうつ伏せになってるような姿に見えてきたのでちょっとブラックなイメージで「土下座椅子」と命名。グレッグ・サウルさんにちょっとポーズしてみたら、受けてました。

データーが完成すると、それをカッター付きのプリンターで厚紙に出力するときれいに型が抜けます。抜いた後の厚紙も面白いシルエット。

そしてパーツを組み立てて完成。アーチャンのもカワイイと人気で、わたしのも面白いとどちらもfacebookに紹介してくださいました。カーチャンはアーチャンをフォローした後で急いで自分の作ったので、プリントまでで時間切れになり、持ち帰ってから組み立てたので、紹介してもらえませんでした。



持ち帰ってから組み立てたカーチャンの。

翌日、アーチャンと今池こどもの家さんに椅子持っていって、みんなに見せたので3個揃ったところでもう一度集合写真撮りました。