「お散歩カメラ」

午後、中之島デザインミュージアムへ家族で行き「お散歩カメラ」ワークショップに参加しました。
これはビッグ・アイ(国際障害者交流センター)さんが主催されているビッグ・アイ アートプロジェクト入選作品展に連動しての写真撮影会のイベント。講師の永野一晃さん、スタッフの皆さん、丁寧なサポート、楽しい時間感謝です。

ビッグ・アイ アートプロジェクト 入選作品展 「共振×響心」2012 〜ありのままの生は美しい〜
http://designde.jp/2013/02/bigi_artproject/
2013年 2月27日 (水)〜3月10日 (日)
会 場:中之島デザインミュージアム

集合時間に遅れてしまい、集合写真ぎりぎりに間に合ったり、いきなりデジカメが動かなくなりとトラブル続きどうなるのかと思いましたが、メカに強い方にリセットしていただき、何とか参加できました。
このワークショップに参加しようと思ったのは、やはりアーチャンが知的障害があり夫婦でアートセラピー的な関りを続けているので、ビッグ・アイさんの活動に関心があった事と、アーチャンがもっと小さい頃にデジカメに興味持つのでカメラ持たせて写真撮ったりしてたのですが、絵を描く(描く事で認知能力養う)時期だったので、写真のようにパッと対象をつかめてしまうメカを手にすると、その辺り弱くなるのではと思って、しばらくやらなかったのですが、でも13歳になり、言葉の表現も増え、描画によるコミュニケーションだけでは無い感じに成長してきたので、久し振りにデジカメ持たせてみようと、良い機会だと思いました。
1時30分から3時頃まで会場周辺で自由に撮影し、気に入った写真を各自5枚選んで発表、それに対して先生からアドバイスいただくという流れでした。
我家は1台のデジカメで撮りたい物があれば交代で撮る感じでいきました。

アーチャンは鳥や犬など動物が好きなので、最初鳥を探しましたが、カモなど水鳥は僕のデジカメではズームに限度があり、点のようにしか映らないので、橋の上から近くでじっとしているハトを撮りました。(先生から鳥の顔がもう少し映っていると良いねとのアドバイス

それから橋のユニークなデザインが顔に見えるので撮りました。(左上のビルの屋根が映り込んでるのを注意して撮ると良いねとアドバイス。アーチャンには髪の毛に見えたのかも)

そろそろ集合の時間になり戻ろうとすると交差点にスポーツカーの集団が来るのをアーチャン遠くから発見し、こちらに来るのをカメラ持って待ち構えました。連射したうちの1枚。これも車のフロントが顔に見えたようですね。四台爆音で走り去りました。(先生から色や構図の感じ、前のスペースの空き加減が良いねと誉めていただきました。アーチャン疲れからか発表会中はせっかく誉めてもらったのに爆睡してて残念)

会場へ戻りながら歩いていくと大好きな犬がお散歩中だったので、アーチャン追いかけていくと、待って写真撮らせてくださいました。

カーチャンは川の水面の雰囲気が撮りたかったようで、舟が通った跡の波の感じを連射しました。そのうちの1枚。カーチャンは1枚だけ発表しました。この辺りはユニークなかたちのマンションやビルが多いので参加者の皆さんも川沿いのランドスケープ撮っている方が多かったですね。

僕は少し前に子供たちと旗作りのワークショップした時に人影のシルエットのラインをなぞるのが面白くて、最近影のかたちに興味があるので、影を撮る事にしました。最初はでも曇っていて駄目かなと思いましたが、しばらくすると日が射してきて、いくつか撮れました。そのうちの2枚から。
スタッフの皆さんが通られた時の影。(先生から撮っている自分の影が映ってるのは、構図としては良いけれど、カメラ構えてるのが分るのはどうかなと。手摺の支柱なんかもレイアウト意識して外した方が良いと。それと左端の人の足がもう少し上がってる瞬間を捉えると、影と切り離されて動きが出るし、連射してたくさん撮れば良いよとアドバイスいただきました。

もう1枚はアーチャンの影。ワイヤーの手摺がちょうどコーナーになっていて、納まりもすごくややこしくなっているのが、影になるとシンプルになり面白いなと思いました。(僕は撮っている時は気付いて無かったのですが、影と床の見切りとがちょうど重なっていて、そういう揃ってるところ良いですねと誉めていただきました。偶然です)

こんな感じで撮影会と発表会が続き、先生が各自の作品を丁寧にアドバイスしていただきました。気付かなかった点など次に撮る時に思い出して意識するだけでも、かなりクリアーな映像が撮れそうですね、感謝です。
集合写真もプリントしたのをいただきました。
そのあと、ビッグ・アイ アートプロジェクト入選作品展を見ました。年齢、ジャンルほぼ無制限で参加できるらしく、アーチャンも近い将来、良い作品が出来たら参加してみたいなと思いました。