「きおく手芸館 たんす」

土曜日の午後、Breaker Projectさんの新しいプロジェクトの「きおく手芸館 たんす」へ家族で行きワークショップも楽しみました。

Breaker Project「きおく手芸館 たんす」
呉夏枝「編み物をほどく/ほぐす」工房&展示
http://breakerproject.net/
http://breakerproject.net/archives/000064.php

呉夏枝さんの作品は既に2年前に淀屋橋の芝川ビルでの展覧会で拝見していて、今日も我が家の事を覚えておられました。それで、企画の趣旨をBreaker Projectのスタッフさんからお聞きして、すぐに意図されていることなども理解ができました。
Breaker Projectのスタッフの皆さんとも何度もワークショップでお会いして、アーチャンのこと大切に接してくださるし、ここへ集って来られるアート関係の皆さん(明治大理石さんや、「見っけこのはな」の方や、かえっこで出会った方など)も、アーチャンのこと覚えていてくださって、声を掛けていただき、アーチャンも嬉しそうでした。
このスペースや、Breaker Projectの皆さんの地域の方たちへの関り方も、同じように優しさに溢れていて、中で進められている作業(古くなったセーター類を丁寧に解いて、毛糸として再生し作品化していく)の静かな雰囲気と相まって、とても落ち着きますね。
こんな風な場所が、地域のあちこちに在って、皆が何かを持ち寄って楽しい時間を過す事が出来て、アートにもなっているというのは、理想に近いことと感じました。
建物は、元タンス屋さんを一部改装して使われていました。(この改装を担当された方が、「見っけこのはな」の本部事務所のモトタバコヤ等の改装もされたらしい。モトタバコヤの耐震壁に使われていた木製の間伐材活用の壁柱は、最近、僕が仕事でその改良版の大臣認定申請の手続きのお手伝いをしたところだったので、何か深いところでの縁も感じました)
エントランスの壁やドアは木材によって新しくされていましたが、テントから上の外壁や看板の文字は、元のまま触らないで居るところがとてもユニークというのか、触りたくなる気持ちを押えることが実はとても難しいことでもあるけれど、あえて触らない感じが、とてもユニークに見えてきます。

案内いただいて、さっそくセーターの毛糸をほぐして、巻いていきました。
アーチャンはミカンやお団子いただいて、めっちゃやる気出して、写真に手が映らない程の高速回転で毛糸をほぐしていました。

たくさん毛糸の玉が出来ました。

それを次に糸巻きでドーナッツ型にして、束ねました。後でこれを蒸して、よじれた毛糸を元に戻すらしい。カーチャンとアーチャンと一緒にしています。

アーチャンが放課後見て頂いている今池子供の家さんにも参加呼びかけられてるらしく、次回はこどもの家のお友達と参加することになりそうです。
楽しい時間、いつも丁寧なサポート感謝です。