河合晋平Outtakes of Channel 3

香りの収穫祭!の後、松屋町に出てspectrum galleryの河合晋平Outtakes of Channel 3展へ行きました。

河合晋平Outtakes of Channel 3
http://www.shimpei.tank.jp/

河合さん居られ、お話も少し聞けました。
以前拝見した、高島屋ギャラリーでアーチャンが好きになったロールパンの作品と透明な部品イメージのもの。
現代アート見てもあまり興味を示さないアーチャンですが河合晋平さんの高島屋で見たロールパンの作品はとても気に入って、その場でスケッチするほど。そのブログを河合さんにメールして、喜んでくださって、それでロールパンの作品をたくさん作られたらしい。
来月11月27日からは兵庫県立美術館でも個展されるらしく、今日の個展はそれの「Outtakes」でもあるらしい。
以前の高島屋ギャラリーの個展で感じたような、廃棄物ではない製造物の部品を断片化して組あげる透明な作品群と、ロールパンのような製造物の表面を不明になるまで塗り固め、異質なものへと変貌させる作品群。それらをより鮮明に感じさせる支持体としての台もオリジナルなデザインが施されている。
支持体と表現物とその両方にこだわるアーティストは基本的に僕は好きですね。
敬愛する彫刻家の福岡道雄さんが、その根源的な関係を突き詰めて作られた、浮遊した作品群や支持体と作品とが分離不可能な様相の作品群など、思い出します。
いずれ河合さんの作品群も支持体とフィギュアが融合し分離困難なものへと変貌するのだろうかと空想した。