橋下市長と文楽協会および文楽技芸員との意見交換について

先日行なわれた「橋下市長と文楽協会および文楽技芸員との意見交換について」大阪市に質疑のメール&電話をしました。

橋下市長と文楽協会および文楽技芸員との意見交換について」(動画)
http://www.city.osaka.lg.jp/yutoritomidori/page/0000186566.html
大阪市ゆとりとみどり振興局文化部文化振興担当

「橋下市長と文楽協会および文楽技芸員との意見交換について」(動画)を拝見しました。
2時間7分過ぎ頃の、橋下市長の発言について、教示願います。
橋下市長は、文楽知名度の低さに関しての技芸員の質疑に対して、設立されたご自身の政党の、日本維新の会の支持率低下の話題を持ち出して説明されています。
この意見交換会は、大阪市長として望まれたものですし、公開を拒む文楽協会に対して、補助金支給停止という違法とも思えるやり方で、公開討論とさせたものです。
そのようにして、公開とした場において、自身の政党のPRとも思える発言をなすことは、政治的発言以外の何物でもなく、文楽を市長としてひろくPRして欲しいと願う技芸員に対して、曖昧な回答しかせず、自身の政党のPRは、きっちり行なうなど、公人として許されるものではない。
該当部削除等、対処すべきではないですか?

2012年10月24日大阪市より回答がありましたので、転載します。納得のいく回答ではありませんね。

申出人 様
大阪市ゆとりとみどり振興局長
担当:企画部庶務担当(武中)
                      
前略 平素は何かと大阪市政の発展にご協力いただき誠にありがとうございます。
平成24年10月10日にお寄せいただきました件につきまして、次のとおり当該担当からの回答を送付いたします。
今後とも大阪市政に対しまして、一層のご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申しあげます。
ご注意)電子メールは、送達経路の途中で改ざんされる可能性があります。文書での回答をご希望の場合はその旨をお申し出ください。なお、このメールアドレスは送信専用ですので、ご意見・ご要望のある方は大阪市ホームページの「市民の声」の入力フォーム http://www.city.osaka.lg.jp/seisakukikakushitsu/page/0000006578.html
の「あなたの声をお寄せください」をご利用ください。
以下、担当所属からの回答です

市民の声No. 1276-10245-001-01
申出人 様
大阪市ゆとりとみどり振興局長
楞川 義郎
平素は、何かと大阪市政にご理解、ご協力をいただきましてありがとうございます。
早速ですが、さきにお寄せいただきました件についてお答えいたします。
今回の「橋下市長と文楽協会および文楽技芸員との意見交換会」の動画につきましては、この間、文楽に関しましては様々な報道がなされるなど、この問題に関する市民の皆さまの関心の高さが伺えるため、そのような予算に関する議論は公開の場で行うことが市民の皆さまへの説明責任を果たすことになるとの市長の考えにより、市長が文楽協会及び技芸員と公開の場で意見交換を行うことを求め、その意見交換会の全てを公開したものでございます。
ご指摘いただきました今回の市長の発言につきましては、文楽は大切だし守っていかないといけない伝統芸能だと思うが、大阪発祥の伝統芸能であるにも関わらず、大阪府民・市民がほとんど知らないという現状を、当事者の皆さんがどこまで現状を厳しく見つめていただけるか、ということを述べるために例を挙げて説明したものでございますので、何卒ご理解いただきますようよろしくお願い申しあげます。  
 【本件に関するご質問・お問合わせは下記まで】
  文化部 文化振興担当
   (担当:尾恕W 電話番号:06−6469−5174)