こども熱帯音楽祭

アーチャンがお世話になっている今池子どもの家さんと大友良英さんの「子どもオーケストラ」のコンサート出演の日。会場の大阪市立大学へ午後行きました。
タイトルは「こども熱帯音楽祭」と言って、2006年に起きたインドネシアのジャワ島での大震災&津波の後の復興支援としてインドネシアジョグジャカルタで開催されてきた「子ども創造音楽祭」の試みを日本でも展開しようとするものだそうです。
その第1回目を大阪で開催。
4組のアーティストさんと学校や様々な施設との協働で、コンサートに先立って、それぞれワークショップを行い、今日ステージで発表となりました。

こども熱帯音楽祭
http://www.ur-plaza.osaka-cu.ac.jp/2012/07/20120831.html
大阪市立大学都市研究プラザのHPより

参加チーム(出演順)
大阪市豊崎東小学校+野村誠
大阪市立南住吉大空小学校+小島剛
Ohana遊びの学校+佐久間新
・子どもオーケストラ(今池こどもの家ほか西成区在住の子どもたち)+大友良英

ワークショップを中心とした現代音楽や佐久間新さんのような現代舞踊のアーティストさんとの協働だったので、次々とステージ上で演じられるパフォーマンスやリズムに突き動かされながら、でも、やはり自分の子どものアーチャンが出演するという事で、冷静に客観的に見つめる事はできませんでした。
それぞれのアーティストさんも子ども達も、ワークショップの成果を全部出し切ろうと凄い熱演で、最初の2組目でほぼ予定時間終了に近くて、どうなるんだろうと思っていましたが、会場が大学さんのホールということで、融通が効くのか、熱演が続きました。
そして、アーチャンの参加している、子どもオーケストラの出番。
アーチャンは、大友さんのワークショップは、最初の頃は、ほとんど体も動かなくて、楽器自体触れないような雰囲気でしたが、少しずつ、お友達や今池子どもの家のスタッフさんがいつも傍で一緒に声を掛けて見守ってくださったりと、リラックスできたのか、前日のワークショップ(都合で見に行けなかったので)では、今までにないくらい乗って、木琴を演奏していましたよと、スタッフさんからお聞きしていたし、今日の本番も、大友さんの動きや指示をよく目で追っていましたし、楽しそうにリズムに乗っているのがこちらにも伝わってきました。
かなり激しいパワフルなリズムで演奏は怒涛のように始まり終わりました。
本当に感謝です。
出演して良かった。
パンフレットにも他の子ども達と一緒に名前を記載していただいたし、演奏後、大友さんから1人1人の名前を読み上げられていくところはジーンときました。
企画された雨森信さん(大阪市立大学都市研究プラザ特任講師・Breaker Project)は、今後もこのイベントを継続していかれるとのお話ですし、期待したいですね。重ねて感謝です。