「こども×アート×まちづくり×ワークショップ」

午後、赤バスに乗って市民交流センターにしなりへアーチャンと行きました。ここはもと西成青少年会館で、アーチャンが小学校1年生の頃に大阪市の職員さんが講師しての陶芸教室があり通い始めたのが、アーチャンとのアートセラピーの始まりでもあるし、その後、条例廃止などがあり通わなくなって今日は久し振りの訪問でした。平日昼間でしたが、多くの利用者さんで賑わっていました。
でも、ここも橋下改革で最終的には廃止とされているので、利用者達は困るだろうなと思いますし、ただでさえ少ない西成区の公共空間は維持して欲しいと思いますね。
このイベントは地下鉄のイベント広告に載っているのを見つけて検索して申し込みました。
講師の今川咲恵さんの今まで作られた壁画等の作品ファイルが会場に置かれていて、拝見するとアーチャンの通っていた小学校のすぐ隣にある天下茶屋幼稚園の塀などの壁画があり、毎日見ていたので、アーチャンもすぐに気付きました。
ワークショップは今日と明日と土曜日に最後の仕上げとちょっとしたイベントがあるらしく、3日間通って楽しみたいと思います。会館のスタッフの皆さんの丁寧なサポート、楽しい時間感謝です。(画像転載許諾済)

「こども×アート×まちづくり×ワークショップ」
http://nishinari.org/uploads/wp-content/uploads/2012/06/21/4.pdf

今川咲恵さんのホームページ
http://sky.ap.teacup.com/sakue/

最初に今川さんから、これから作る作品のテーマなどについてお話があり、そしてイメージをホワイトボードに少し描かれました。にぎやかな街のようなものをイメージされている感じ。
それからすぐに床に置かれた長いキャンバス地に家の原型(ご本人曰く雲固型)を描いて、参加した子ども達が思い思いに描き始めます。
アーチャンは最初に自己紹介のコーナーがあり、あまりそういうの得意ではないのでストレスになったみたいで、固まっていましたが、しばらくするとお絵描き自体は好きなので、絵具を選んでお友達と一緒に描き始めました。

他の子供達は、講師の今川さんが描かれた地面の軸側から描くので、絵と絵がつながりやすいし、コミュニケーションできていましたが、アーチャンはその辺り、中心座標系が弱いので、お構いなしに、宙に浮いたようにいろいろ好きなものを描いていました。
小さな家。さくらんぼ。コップ。それとアーチャンが好きな赤い霊柩車。

さて、あと2日でどんな風に発展していきますか。楽しみですね。
ワークショップ終了後、ちょうど同じ時間帯にすぐ近くの障害者会館でカーチャンが子供達にアート教えていて、そちらも終わったので合流して帰りました。

2日目の様子。
http://d.hatena.ne.jp/prader-willi/20120824/workshop