「簡単・お洒落なフィンガービスケットを作ろう」

恒例のワークショップのお祭のDOORS,我家の第三回目は、アーチャンの保育所以来の将来の夢のケーキ屋さんを少しでも経験させてあげたいので、お菓子作りの講座に参加してきました。
アーチャンの場合、prader-willi症候群の食欲のコントロールの難しさや、脂肪形成の異常などがあり、また知的な遅れなどから、ケーキ屋さんになるというのは、とてもハードルの高いこと。
でも、その現場の雰囲気を体験して、作る事で達成感を味わえば、自信にもなるし、いろいろ良い作用をしてくれると信じています。
講師の吉田啓開さん(辻調グループ)は、最初から最後まで調理の基本からプロの世界の流儀まできっちりと教えていただき、とても良い経験となりました。スタッフの皆さんも丁寧なサポートしてくださり、楽しい時間感謝です。

DOORS100SELECTION
http://www.iwf.jp/

「簡単・お洒落なフィンガービスケットを作ろう」
http://www.iwf.jp/100sche/item/963/catid/850

ワークショップ開始直前に大阪に強い雷雨がきて、我家もちょうど千林大宮の駅を降りて会場の旭区民センターへ向かう最中に見舞われて、びしょ濡れになりました。アーチャンちょっとブルーになってたのですが、前のワークショップが少し時間おしたらしく、開始が伸びたので、その間にフォローして元気回復。
お菓子つくりは、二人一組で作りました。
我家はアーチャンをメインに1人分だけ申込み、カーチャンと僕はフォローだったので、もうお一人の方と組になりましたが、とても優しい女性でアーチャンに接してくださり、ありがたかったですね(ワークショップ終了後、1階のホールでDOORSのボランティアされていました)
今日作るフィンガービスケットは、ビスキュイ・ド・ローズという、素材にローズティーの粉末を使ったり、バラの花の蜂蜜使ったり、最後のディスプレイのシールもバラのイメージと、イメージを大事に徹底されています。
講師の吉田啓開さんから、メレンゲ作りから生地作りまで丁寧な実演と解説。
その前に手洗いと消毒についてもきっちりと教えていただきました。
今日のワークショップを単に参加者が自分で楽しむのだけでなく、辻調のお菓子を製造して不特定のお客様に提供するという目線で教えていただくので、そのテイストで徹底されています。
素材自体はごく普通の卵や砂糖、小麦粉などなので、どこで差がつくのかは、メレンゲ作りと砂糖などを入れるタイミングにノウハウがあるようです。
そして、各自作業台に戻り、作業開始。
アーチャンは卵黄を泡立てる作業まかされて、凄い嬉しそうにやっています。見ているこちらも楽しくなってくる。

カーチャン組はメレンゲ作り。こちらはちょっと難しいので、最後は先生に仕上てもらいました。
最後の生地作りにアーチャンもちょこっとお手伝い。

そして絞り器で棒状にしていきます。これはアーチャンにはまだ難しいようで、かなりグダグダの姿になりました。

そしてペアの方のと一緒にオーブンに入れて190度で約12分ほどで焼きあがりました。上側の不揃いのが我家の。何本か焼きたて食べてみましたが、柔らかくてとても美味しかったですね。

箱に詰めて、ラップしてシール貼って完成。箱の底に辻調の製造証明のシールまで貼る徹底ぶりでした。そして、阿倍野のキューズモールにある辻調さんの生徒さんたちが学習兼ねて運営しているケーキ屋さん(我が家もよく利用していますが、生徒さん主体なのでお休みの日が多くて残念、もっと営業日増やして欲しいな)の紙袋に入れてお持帰りしました。

丁寧なサポート、楽しい時間感謝です。