大友良英「子どもオーケストラ」

午後、西成区大阪市立南津守小学校へ行き、Breaker Projectの大友良英「子どもオーケストラ」に参加してきました。

大友良英「子どもオーケストラ」
http://breakerproject.net/2011/index.php?id=12010001
Breaker Projectより引用

福島出身の大友さんは原発事故後、「プロジェクトFUKUSHIMA!」を立ち上げて、様々な活動をされています。今日のワークショップも西成区の子ども達と福島や東北から避難して大阪に来ている子供達の為のイベントでした。
我家は、アーチャンの療育園の時のお友達が、大友さんも参加されている「音遊びの会」のメンバーだったということもあり(残念ながら数年前に亡くなられましたが)、紹介していただいて音遊びの会さんのコンサートで聴いたり、ワークショップに少し参加させていただいたりしていたし、今回、西成区で開催されるということで、とても楽しみにして行きました。
ワークショップは自然な感じで始まり、子ども達は自分が演奏したい楽器を選びます。今日で2回目ということで、続けて参加の子供達もたくさんいました。自分の楽器を持って来ている子も居ます。
大友さんの簡単なとても分り易い手振り身振りの指揮に子ども達はすぐに慣れて、自由に演奏していきました。
アーチャンは、大勢の子ども達のはじけるエネルギーを前にして、いつものように人見知りで固まってしまい、なかなか動けないで、最初の練習は輪の中に入らないで、見学者席で何となく演奏していました。音遊びの会さんのワークショップも毎回そんな感じでしていたので、参加しなくなったのですが、今日は少し成長したというのか、次第に楽しくなってきたのか、最後の演奏の時には、演奏側の席に座って、大友さんの指揮もよく見て演奏に参加できていました。
子ども達の大友さんや参加されたミュージシャンを見る目は好奇心にあふれ輝いていました。「君達と一緒にコンサートを開けるかもしれないし、またここへ来たい」という言葉は子ども達の胸に刻まれたに違いないですね。楽しい時間、素晴らしい試み、感謝です。