母子保健奨励賞:受賞者決まる 毎日新聞社賞に3人

アーチャンが栄養指導受けている、大阪府立母子保健総合医療センター栄養管理室副室長(管理栄養士)の西本裕紀子先生が、母子保健奨励賞を受賞されました。おめでとうございます。これかもよろしく御願いいたします。

母子保健奨励賞:受賞者決まる 毎日新聞社賞に3人
http://mainichi.jp/life/health/medical/news/20111029ddm012040035000c.html
毎日新聞より引用

小児専門栄養士−−西本裕紀子さん
 「初めて聞く病気ばかりで試行錯誤の連続だった」。重度の病をもつ子の栄養管理に20年以上携わり、小児科専門の栄養士という分野を切り開いてきた。栄養士になった86年、大阪府立母子保健総合医療センターに赴任。食欲をコントロールできないプラダーウィリー症候群など、難治性の病を持つ子どもの栄養管理や家族への支援に取り組み始めた。病児の栄養管理は栄養学の中でも未開発の領域。患者や家族と面談を繰り返し、不安を取り除きながら、病気ごとの指導方法を探った。銅を体外に出せない難病のウィルソン病児や腎疾患児の献立作りを手助けする食品交換表を作成。病児と家族を支え続けた。現在は業務と並行し、病気ごとの栄養値の基準を作る研究ノウハウを身につけようと大学院で学ぶ。「受賞は、現場の医師の妥協ない指導のおかげ。まだ走り始めたばかりだが、小児科専門の栄養士の必要性を発信していければ」と今後への思いを強くしている。