「庭へ」展

堺クラフトフェア『灯しびとの集い』と主水書房さんの「ポーセレイン」展を見てから、本町へ行き知人の小谷廣代さんが経営するシェ・ドゥーヴルへ。小谷さんも出展されている「庭へ」展を見ました。(画像転載許諾済)

「庭へ」展
猪原秀彦+element(彫刻/道具)+小谷廣代(平面)+橋本リサ(アクセサリー)
シェ・ドゥーブル 大阪市西区阿波座1-9-12

この3名のグループ展は過去にも拝見していて、表現が変化していく様を感じるのも楽しい。今回のテーマは「庭へ」。それぞれの作品のジャンルの個性、多様性を活かしつつ、相手の背景「地」となったり、表に出て「図」となる様や間合いが自然な印象。
過去のグループ展では、それぞれの作品が異なった次元数をまとっていて、それを重ね合わせたり、合成することよりも、個々の変形の様相がイメージとして焼き付く印象。
今回の展示では、次元数の感覚を共有化している感じがあり、そしてそのことは画廊空間や人体へ密着し、フィットしていく感覚をより感じさせている。