グラスアート

午後、旭区の大阪市立芸術創造館に行き、300DOORSのグラスアートのワークショップに家族で参加してきました。講師は鈴木茜(日本グラスアート協会)さんでした。
はさみでカラーフィルムを切り、リード線を専用カッターで切り、貼り付けていくだけで、ステンドグラスのような雰囲気のものが作れました。丁寧なサポートで、楽しい時間が過せました感謝です。

グラスアート
http://www.iwf.jp/300sche/item/142/catid/726

今年のDOORSに既に2回参加していて、テーマをアーチャンが好きなコチドリに、たまたまですがしていたので、今日もそれでいこうかなと思って行きましたが、見本が既にカットされていて、それを下敷きに制作という事で、最初は残念に思いましたが、でも実際やってみると、90分間という限られた時間の中では、描画からカラーフィルムの色選びやカット、それからリード線貼り付けというプロセスは無理だということが理解出来ました。
最初に、完成作品を見せていただいて、それから制作の詳細な説明を受けて制作開始。
アーチャンとカーチャンとでカラーフィルムのカット。アーチャンはハサミでチョキチョキするのが好きだから、ノリノリでやるのですが、少し構成失行(視覚認知と運動感覚とがずれていて、うまく統合されていない)気味なところがあり、ラインにそって丁寧にカットするということがまだ、あまりうまく出来ません。画像では分りにくいですが、ラインのかなり内側で切ってしまっています。でも、このような作業を楽しみながら繰り返ししていくことで、少しずつでも統合されていくのではと思っていますし、そこにアートセラピー的な関りの可能性があると思っています。多分、これは私の想像ですが、アーチャンの疾患のprader-willi症候群の子ども達は、そのような構成失行気味の感覚について、ある程度いろいろ日常生活がこなせるので、周囲の人達の間で、充分認識されてこなかったのではないかと感じています。たぶん、それはとてもつらいことのはず。丁寧なサポートが要請されているのだと改めて思いました。

それから、カラーフィルムの裏紙を剥がしながら、見本のレイアウトを重ねたガラスに貼り付けていきます。ここでもやはり構成失行気味な雰囲気で、うまく位置合わせすることが出来ません。重なったところはカーチャンがカッターで切り離して行きました。

次のリード線の貼り付けは、アーチャンにはちょっと無理と判断、カーチャンが仕上ました。カーチャンが講師をしている地域の障害者会館での美術教室でもしこの素材を用いるならば、親子教室のバージョンで、親のサポート有りでやれば出来そうかなと、後で話し合いました。

イムリミット寸前で、ようやく完成。楽しい時間感謝です。