アトリエ インカーブ オールスターズ 2011

午後、心斎橋へ出て、アセンス書店へ。「アトリエ インカーブ オールスターズ 2011」展を見てきました。
会場にアーチャンお気に入りのスタッフさん今日も居られて、アーチャン嬉しそう。
アトリエインカーブに通って制作されているアーティストさんが一人1点ずつ発表されています。
震災の情報を直接的に受けて、それをテーマに描いている人も何名か居たし、そういう外部の情報に敏感な人、気にしないで従来通りの制作続ける人、様々な様子。スタッフさんは一切制作に関して指示はされない方針なので、個人個人のイメージが多様に表れてきている。

アトリエ インカーブ オールスターズ 2011
http://www.athens.co.jp/gallery/event/1106_atelierincurve/index.html

アトリエが出来た頃、見学にお伺いしてもう随分時間が経ちました。アーチャンが将来このような施設で楽しく暮らす事が出来たら良いなと、遠い将来の夢として見ていましたが、もう11歳になり、そろそろ具体的に考える時期に向かいつつあります。アーチャンの夢はケーキ屋さんになることだけれど、それはPWSのような食欲のコントロールの難しい疾患の子には、好ましい環境ではないし、悩みます。でも夢は夢として、何らかの形でかなえたいなと思いますが、有り得る選択としては、アート系の作業所通所がより現実的な話のように思います。
会場のスタッフさんにかなり詳細に、いろいろ質疑して、やはり作品のクオリティの部分よりも、本人が継続して制作し続けることができる人なのか、また他のメンバーとうまくやっていけるかが大きなポイントのようですね。それは、アートに限らず、どのジャンルでも言えることですね。でもそこがハンディキャップある子ども達にとって、一番難しいところだろうし、困難を抱える子ども達にとってのアートのちからについて、改めて考えてしまいます。