こころの未来研究センターにて療育

午後2時30分から京都大学の、こころの未来研究センターにて療育を受ける。
今日もいつもの担当のITさんとIDさんとOさんに見ていただきました。

今日の課題
1、パソコン課題 
2、えんぴつ クイズ(フロスティッグ視知覚検査)

療育の部屋の奥にプレイルームが備えられていて、僕達夫婦はそこで待機。

1のパソコン課題は、1回目20、以降17、24、9、7、7でした。
2のフロスティッグ視知覚検査は、2008年6月7日に検査していただいてましたが、今日はその時と同じ内容で、再び検査していただきました。
前回できなかった課題が出来ているところがあり、成長している感じでしたが、逆に前回できていた課題が今回うまく回答できなかったりしている様子。
特に、ある図形と、同じ図形を複数の図形から選ぶ課題や、その逆に異なる図形を選ぶ課題での間違いがあり、課題自体の理解のところで、同じという事と違うという事とが混同していた可能性があるようです。形を記憶して、判別する時の、短期記憶の弱さも影響しているようです。
正方形を選ぶ課題で、台形や不定形の四辺の図形を選んでいて、ひょっとすると、正方形という図形上の形の理解と、現実にテーブルの上に置かれた時の奥行きや歪みを持った時の正方形とを同一に捉える(ITさんの解説では、形の恒常性と呼ぶ)能力が、課題の紙に描かれた図形でもそう認知しているのかもしれません。
前回の、フロスティッグ視知覚検査の記録を読むと、そのことと関連するのか、下記のようなメモを記していました。
「ITさんのお話では、他の図判別の課題でも、しきりに図に対して、体に角度を付けて、斜めから図を見て判別していたらしい。この辺りもこの子の視覚認知の特性に関わるものなのだろうか?さらにいろいろな事が分ると良いですね。」