日本伝統工芸展 大阪展

京都での療育の帰路、心斎橋で降りて、見てきました。日本人のもの作りの繊細さ、ここに有りという感じですね。
出品作家さんのうち、少し前にワークショップで御世話になった、竹工芸の田辺小竹さんも入選されていて、四角い籠の蓋が開けられ、ずらして置かれて中が見えるように展示されていました。他の作家さんの箱の作品は皆さん蓋は閉じられていて、箱の中の様子は分からないのですが、田辺小竹さんのは、そのままオープンな感じでした。
前回の展覧会でも良いなと感じた、江戸小紋の小宮康孝さんの「雨縞」はとても素晴らしい作品。しばらく見入ってしまいました。
会場を出るとホールで伝統技術の継承を目的とした螺鈿のワークショップの記録と映像が流されていて、こちらも素晴らしいもの。出し惜しみ無く技術を伝えていこうとするところ学びたいと思います。

第五十六回 日本伝統工芸展
http://d.hatena.ne.jp/prader-willi/edit?date=20100313