水都大阪2009

午後から京都へ療育に行くので、午前中だけでしたが、あちこち見て回りました。

淀屋橋から行ったので、最初に日本銀行の外部展示の河口龍夫さんの作品を見ました。係りの方は少し作品との距離考えて居て欲しいですね、近すぎるよ。

河口龍夫さんの作品は、ずいぶん前に、神戸にまだトアロード画廊があった頃に、友人と鉛の小さなオブジェの展覧会見に行って以来。懐かしい記憶も蘇る。まだ10代だったし、また僕のルーティンで、作品の技法や材料のことなど、ねちねち聞いた記憶がありますね。東京国際版画ビエンナーレがあった頃、グランプリとられた、大きな鉄釘を紙で包んでサビが流れ出す作品など、行為と造形的現象の明解さと、作品の謎めいたイメージの食い違いがとてもユニークなものとして印象に残っています。それも質問してみて、初めて作り方が分かった次第。何でも聞いてみるもんだ。
今日の作品は、でも、見たまんまのイメージかな。入っているのが硫酸か何か劇物で、金属のステッキが溶けている様を空想。

大阪市役所の玄関ホール前で、パラモデルさんのプラレール使ったワークショップをしていました。これは予約申込み必要だし、申込みしていなかったので、眺めるだけ。みんなもくもくと繋いでいました。

公会堂の前の川沿いに新しく作られた公園スペースでは、いろいろなブースが並んでいて、そのうちの大阪府釣団体協議会さんのエビ釣のコーナー、アーチャンやりたいと言うので、参加。昨年のハート大阪秋まつり時にも出展されていて、あの時は、福袋形式で、帽子、疑似餌、テグス等々、たくさんいただきましたが、今日のは、帽子とペンと好きなものを選べるので、アーチャンはセレッソ大阪のピンクの帽子とペンとを選んでいました。エビたくさん釣れて、持ち帰りたいと言うので、京都も行くし、死んでしまうかもね、と説得してみましたが、希望するので、持ち帰りました。途中水を替えたりして、何とか一匹死んだだけで、持ち帰ることができました。

かえっこバザールは、とても人気でたくさんの子供達が来ています。会場へは開催初日に来て以来でしたが、その時、スペースが小さい感じで、ミスマッチな印象があり、また床が上がっていて、周囲と段差あるので、バリアフリー的にも駄目だなと感じていたのですが、やはり、今日見てみると、別棟でテント増設してチケットの手続きしていたし、かえっこのおもちゃも、露地にバスケット並べていました。
レストランの屋台のブースが、別の建築家グループの設計のようですが、無理に屋根にしないで、あくまでパーゴラとして設定して床は設けないで(と言うよりサービスできないから)、あとは、屋台が適当に雨をしのぐ手当てをしていますが、ワークショップハウスの方も、そんなアバウトな感じで良かったのではと思いますね。
かえっこのチケット持ってまた来てみよう。52日間という長丁場、スタッフの皆さんの努力が実を結びますように。