学術映像博2009

こころの未来研究センターでの療育の前に、京都大学総合博物館へ行き「学術映像博2009」を観ました。さまざまなユニークな映像作品が展示されていて、アーチャン楽しそうにヘッドホン着けて聴いていたり、3D映像では、画面から飛び出してくるイメージを捕まえようと両手をバタバタしていました。これはこれで、アーチャンの視覚認知のうち、奥行き感が僕たちと同じように働いていて、見えていることの証明にもなりそうですし、とても興味深い経験でした。
それから「鏡の中の自己、遅れて映る自己は誰?」のコーナーでは、2秒ほど鏡像が遅れて映る映像が見えて、これもアーチャン気に入った様子で何度も行ったり来たりして遊びました。たまたま、この展示を手掛けられた研究室が、こころの未来研究センターでの療育の際にずっと見ていただいている、IDさんの研究室の研究であったらしく、遅れて映る自己像に対して、4歳くらい以上の子供では、それが自分と判別できるのに、3歳以下では、それが自分と判別できないらしく、アーチャンにその時聞いてみると、ちゃんと鏡像が自分と理解できていたので、その点お聞きできたりと、理解が深まり良かったです。

学術映像博2009
http://inet.museum.kyoto-u.ac.jp/expo/index.html