『子どもたちの讃歌』展

お昼前に家族で伺いました。アーチャンの小学校以降の進路はまだ考えていませんが、特別支援学校でのアートの実践はとても興味深いものと感じていますし、もう4年生になり、今まで漠然と観ていた感じとは違って、リアルな存在として観ていました。
カーチャンが地域の障害者会館で教えている美術教室に参加している中学1年のI君の作品も展示してあり、カーチャンもとても喜んでいました。課題設定など、いろいろ気になる様子で、メモを取っていました。
僕は少し前に京都の国際マンガミュージアムで拝見した、特別支援教育の展覧会で、ソーマトロープ的な感じのアニメーション作りの課題をビデオ映像で流していて、視覚への刺激のことなど、その後、いろいろ学ぶところあったので、この展覧会でも、そのような試みがないだろうかと期待していましたが、特に展示物としてはありませんでした。
各学校の生徒たちによる協同作品の大掛かりなオブジェが中央に置かれていて、大阪名物の、たこ焼きやお好み焼太陽の塔などなど、楽しい雰囲気。でも先生方の手も入っているのかと感じる物もあり、障害のある子供との協同について少し考えるところもありました。

『子どもたちの讃歌』展
http://www.osaka-art.jp/genbi/exhibition/kodomo/p_kodomo/30th/kodomo-30th.html
□会期
2009年7月20日(月)‐25日(土)
□時間
午前10時‐午後18時
最終日は午前10時‐午後15時
□会場
大阪府立現代美術センター展示室A・B
□主催
大阪養護教育諸学校造形教育研究会
大阪府立現代美術センター
大阪府教育委員会
□後援
大阪市/大阪市教育委員会/堺市/堺市教育委員会/(財)大阪養護教育振興会
(社福)産経新聞厚生文化事業団/(社福)読売光と愛の事業団
(社福)朝日新聞厚生文化事業団/(財)毎日新聞大阪社会事業団
(社福)NHK厚生文化事業団近畿支局/関西日米婦人会
□入場無料