反復学習やらせない市町村長、落選させて…橋下知事

大阪府橋下徹知事は23日、府の教育改革の一環として府内の公立小中学校に実施を働きかけている漢字の読み書きや計算などの反復学習を巡り、「きちんとやっている学校が少ない。(反復学習を)やった市町村とやらないところをオープンにする。やらないところの市町村長は次の選挙で落としてほしい。これが政治、地方分権だ」などと記者団に述べた。
反復学習は「百ます計算」で知られ、橋下知事が教育委員に任命した立命館小副校長の陰山英男氏らが学力向上策として提唱。府教委が始業前などに行うよう市町村教委を通じ小中学校に促している。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090623-OYT1T00682.htm?from=navr
読売新聞より引用

どちらがより正しいのか検証の良い機会なのでは?

百マス計算でバカになる (光文社ペーパーバックス)

百マス計算でバカになる (光文社ペーパーバックス)

本の内容より一部引用
この講座では、ちまたのウソと非常識の正体を1つずつ暴いていく。たとえば、あなたは「百マス計算をやれば頭がよくなる」と思っていないか?そう信じて一生懸命子どもにやらせているあなたは、もう立派な思考停止状態だ。百マス計算が頭をよくするなんて、実は誰も言っていないし、そもそもあんな作業で頭がよくなるわけがない。実際私は、百マス計算で算数が嫌いになり、それがきっかけで不登校になった子どもを知っている。いまや、思考停止状態は日本中に蔓延している。その結果、モノを考えない風潮の言説ばかり横行する。私はいまの日本は戦後で最も言論や表現が不自由な時代と感じている。本書を読んで、ぜひともフリーズした脳を再起動してほしい。