こころの未来研究センターにて療育

午後3時から京都大学の、こころの未来研究センターにて療育を受ける。今日もいつもの担当のITさんとIDさんお二人で見ていただきました。今日は行く前に、造幣局桜の通り抜けを観てきたので、混雑していて、少し疲れていたのかもしれません。

今日の課題
1、パソコン課題 
2、ひらがな かたかな 
3、どうする、ゆうき君

療育の部屋の奥にプレイルームが備えられていて、僕達夫婦はそこで待機。

2の、ひらがな、かたかなの課題は、定型発達の同じ学年の子供達が受けるのと同じテストをしました。単語を聞き取って文字で書き記す。prader-willi症候群児は、「喋る割に聞こえていない」特徴があると、以前、鳥取大学の大野先生からコメントいただいた事もあり、テストの結果でもそれが当てはまっているところがありますね。
ひらがなは、比較的よく出来ていますが、それでも小さい「やゆよ」が大きい文字の表現になっていたり、「さくぶん」「たにがわ」のように4文字の課題では、短期記憶の容量が小さい為か、「さく」「わが」で回答が終っていたりしています。また濁音が混じると間違っている様子で、この辺りも聞き取りが悪いのかもしれないですね。でも、小さい{やゆよ」のところも大きい文字で表しながらも、何とか答えようとしているので、今までの療育の効果が現われている様子です。20問中10問正解。
カタカナは以前から苦手でしたが、今日も20問中2問正解と厳しい様子。定型発達の子供ではほぼ全問正解のレベルの問題との事。カタカナについてはもう少し療育継続していただく。また自分の発話に引っ張られる傾向もある様子で、聞き取りの問題なのか、発話の不充分さが影響しているのか、その両方なのか、不明。ストレスも強く掛かっている様子で、スキンピッキングを繰り返したようで、療育は今日はプログラム一部省略との事。

担当のIDさんとしている交換日記。いろいろなイベントに行ったときの事、書き記しています。文章はまだ自力では作れない様子なので、聞き取りながら、例文を作り、それを書き写しています。
フェルト指人形のワークショップの日の事。

長居の自然史博物館でのワークショップの日の事。

聖天さんでネコにえさをあげた日のこと。