花育セラミックプランター

朝、地域の福祉施設へ。春休みに親子でもの作り通じて交流し、楽しんでもらう為の企画の準備に夫婦で参加しました。施設の方からの問合せに、親子で一緒に作る課題として、知人の舩井幸浩さんが開発された花育セラミックプランターのワークショップを紹介し興味を持っていただいたので、今日はまず施設のスタッフの方達に内容を理解していただく為のデモ的なワークショップ。スタッフの方5名とカーチャンも制作に参加、僕は主に記録係。少しづつアート関連でワークショップ等を提供する側の作業を始めたいと思っていて、今日は近い将来の我家のライフスタイルとなる試みの第一歩になりました。
舩井さんと知り合ったのは、僕が銅板画の工房に通っていた頃よくグループ展していた方の御主人が園芸家で、その方のガーディニング研究会で出会ったのがきっかけ。去年の春頃、ワークショップのこと知り、参加して交流してきました。舩井さんは、以前から、障害者や高齢者の為の園芸療法に興味を持っておられて、海外や日本の施設での研修等の経験のなかから、アイデアが生まれてきたようです。従来から施設等で行われてきた、園芸や陶芸などに馴染み易く、また力の弱い障害者や高齢者でも作業可能なセラミックの要素を組み合わせて、開発されたとの事。今年は咲くやこの花館や長居の植物園などで公開のワークショップ数回開催されるので、そちらもサポートの予定。

最初にサンプル作品を観て、それからデコレーションしていくガラス玉や貝殻、真珠などをバイキング形式で選ぶ。

それをセラミックプランターに載せてレイアウトを考える。レイアウトを考えるこのプロセスのところが一番楽しく悩むところ。10cm×15cmの大きさでも考え始めると無限のパターンが生じてくる。貝殻など埋めるものを砂浜でのビーチコーミング的なイベントと組み合わせると、さらに思い出を演出するものとなりますね。

位置を鉛筆でなぞり、それから工具を使って孔を削りました。

ボンドで接着して固定。

植物は多肉植物を使いました。植物が加わると印象がまったく変わりますね。植物が加わる事で出来上がった後も、お世話をすることで、継続して関わる事ができますね。

少し予定時間をオーバーして皆さん完成。本番では子供達のケアも必要になるし、時間配分考えると、制作方法をある程度簡略化しないと難しいかもしれません。能天気なカーチャンは、真中に名前をレイアウトしているので、そのままでは載せられない。