総合育成支援教育現場から創造の世界を学ぶ

昼食の後、急いで京都国際マンガミュージアムへ。昨日、美術館のホームページ見ていて、この企画展見つけて、我家にとってもとても興味深いテーマですし、さっそく観てきました。
京都市立呉竹総合支援学校での様々な試みを作品と映像とで展示しています。展示室はとても小さなものでしたが、対象とされている世界はとても奥深く、興味が尽きません。午後からの療育の時間が迫り慌ててきた事が悔やまれる。
展示作品の絵画はアーチャンの描く絵画と同様に、重なり図や透視図法的な焦点を持つ絵画はほとんどなく、見た範囲では2点くらいが、重なり図的表現が出来ていました。共通した視覚認知の特性があるのでしょうね。様々な試みのうち、特に興味深かったのは、アニメーションを課題に教えている場面でした。映像では、アニメーションの原型のような形で、裏表に描いた絵を両端にひもを付けて、くるくる高速で廻すと、表裏のイメージが合成されて一つのイメージになるという単純なメカニズムの理解を促す為の授業風景が流されていました。これは視覚への強い刺激になるでしょうし、また子供達も楽しく取り組める課題のように感じます。その他の試みも詳しく知りたいと思いました。

マンガ家・牧野圭一プロデュース展
総合育成支援教育現場から創造の世界を学ぶ
期 間 2009年2月14日(土)〜5月6日(水・祝)
会 場 京都国際マンガミュージアム 2階 ギャラリー3
http://www.kyotomm.com/2009/01/090105.php