こころの未来研究センターにて療育

午後3時から京都大学の、こころの未来研究センターにて療育を受ける。今日も担当のITさんとIDさんのおニ人で見ていただきました。

今日の課題
1、パソコン課題
2、ひらがな どれだけ書けるかな
3、文章いろ塗り&読み
4、どうするゆうきくん

療育の部屋の奥にプレイルームが備えられていて、僕達夫婦はそこで待機。

1のパソコン課題で、カタカナに取り組む。最初の頃にしていただいた、カタカナ文字と文字以外のジンボルマークと文字の音声を組み合わせた画面見て弁別する課題。続いて文字どうしでの弁別。いずれも全部できた様子。しかし、3の課題の文章いろ塗り&読みのところで、たまたま課題の表示が一部カタカナ表記になっているところがあり、一文字の時は読めているが、単語になると詰まってしまう様子なので、まず一文字のカタカナ文字を充分習得した上で、特殊音節の単語に移る予定との事でした。ひらがなは、50文字を3分24秒で解いていて、濁音文字を含めても4分45秒と早くなってきている様子。
4、のどうするゆうきくんの課題は、友達の家で勝手に冷蔵庫の扉を開けて中のものを取り出してしまった場面想定していくつか回答。他人の気持ちに対する配慮はあまりよく出来なかった様子。でも後で振り返りをITさんとした時に、カーチャンから、以前から小学校のお友達と行っている近所の駄菓子屋さんでは、下町ということもあり、子供達が冷蔵庫の中の駄菓子を自分で扉を開けて取り出して買って、お店の人もそれでありがとうと声掛けてくれるなどがあり、その経験が影響しているのではないかと推測。

休憩時間にアーチャンとIDさんとで松ぼっくりを使ったミニクリスマスツリーを作りました。かわいいツリーが出来てアーチャンも大喜び。作りながら何度も笑い声が出て明るい表情でした。いろいろと配慮いただき感謝です。今日で今年の療育は終わり、御世話になりました、来年もよろしく御願い致します。

IDさんとクリスマスツリー作っているところ。アーチャンは普段は右利きですが、どちらかと言えば両手利きの感じですね。この映像でも両方チェンジしながらやっています。

以前、東北大学の小倉先生http://d.hatena.ne.jp/prader-willi/20080212/memoに気になって左脳に変異があるとそうなるのか、お聞きした際に、幼時に脳に変異が生じた場合、右脳優位になる傾向があるとのお話で、それ故なのか、それともカーチャンも両手利きなので、遺伝なのか分かりませんが、興味深いところです。17世紀のスペインの宮廷画家のファンカレーニョ・デ・ミランダさんの描いたprader-willi症候群児ではないかとされる肖像画は、過食症を強調する為か両手に果物を持っていて、それでひょっとすると、画家の鋭い観察眼で、モデルの少女が両手利きであることを瞬時に見つけたのではないかなと想像していました。少女は他の疾患(クッシング症候群)ではないかとする説もあるようですが、私的には上記のような理由で、prader-willi症候群児がモデルであると思っています。

Eugenia Martinez Valleji, called La Monstrua