羽の万華鏡を作ってみよう

午前中、ババチャン(僕の姉)の手芸作品のグループ展を見てから、午後南港野鳥園へ行きました。野鳥園のレンジャーさんの丁寧な野鳥の羽の解説の後、ボランティアグループの方のサポートで鳥の羽や木の実を使った万華鏡を制作しました。とても楽しい時間が過ごせて感謝です。
野鳥園のガイドブックは野鳥図鑑でもあり、こちらもプレゼントしていただいたり、今日のワークショップも無料でしたし、入場料自体がもともと無料ととてもありがたいイベント。初めて野鳥園に来ましたが、駅からも歩いて15分くらいと気楽に来れるし、来年以降の生きもの発見隊にもぜひ参加させていただこうと思います。

最初に野鳥園のレンジャーさんから野鳥の羽についての詳しい解説があり、とてもユニークな方で、お話も楽しく、気付くとワークショップの大半が野鳥の羽の解説のような感じでしたが、たまたま少し前にアーチャン近所で見つけたらしい野鳥の名前が図鑑で「コチドリ」と分かり、それが嬉しかった様子で、興味を持ってくれたのがとても良かったです。(翌日登校の間中、コチドリコチドリとつぶやいていたそうだ)
レジュメのメモ欄にレンジャーさんが黒板に描く羽の解説の図を懸命に写していました。アートとアニマルセラピー的なものが混ざり合った雰囲気のものがこの子達にはきっと良いだろうと思っていて、いろいろ探しているところだし、予想通り良い作用がありそうですね。参加された方々も生きもの発見隊の常連さんみたいな感じで、親子で参加されたお父さんが、針金アートが得意な方で、ワークショップ始るまでの間に、小さな指先に乗る大きさのクリスマスツリーを作って皆にプレゼントしてくださったり、温かな雰囲気ですね。レンジャーさんは、子供の頃から鳥が大好きで、鳥の羽の絵ばかり描いていたとか、冷蔵庫に鳥のえさや鳥の死骸を食料品と一緒に一杯溜め込んでいて、お父さんから何考えてんねん、と怒られたエピソードとか、本当に鳥の事が好きそうな感じ。

ふくろうとかいろいろな野鳥の羽を触らせていただきました。(もちろん事前に消毒済みとのこと)

万華鏡に入れる鳥の羽。
5種類の野鳥の羽が入っています。中央の先端が少し青みがかっているのがカワセミの羽でこれは二枚。右上の先端が茶色いのがアカショウビンカワセミの下の少し太い緑色の羽がマガモ。中央右がメジロ。一番下がジョウビタキ

アーチャンはレンジャーさんが描いた羽の説明の為の図を写していました。下の図と文字はカーチャンが羽の種類を写したもの。

ようやく万華鏡のワークショップが始りました。ボランティアの「team魚っしょい」の皆さんが参加者それぞれにサポート付いて下さり、制作も手伝っていただいたので、あっという間に完成。カーチャンは障害者会館での絵画教室の課題に万華鏡提案したいらしく、制作者サイドの視点で取り組んでいました。後で材料購入や教室のサポートのことなど、詳しくお聞きしました、感謝です。具体化した際にはよろしく御願いします。
最初に、鏡の組立。プラスチックの鏡を配置用の型に並べて、そしてセロテープで止めていきます。

次にボール紙の筒に鏡を入れました。

のぞき穴を貼り付けます。それからボディに色紙を貼ります。時間の都合上、これに絵を描いたりはしませんでしたが、あとから上に貼り付けることでいくらでも模様替えできるようです。

それから中に入れる木の実や葉っぱをバイキング形式で選びました。鳥の羽は貴重な物なので事前に配布されたものを入れました。

そして完成。この万華鏡はドライタイプなので、中身はいろいろ自分で変えていけます。赤や白の木の実や緑の葉っぱを入れたので、ちょうどクリスマスカラーとなって綺麗に見えます。

参加されていたお父さんからいただいた針金アートのクリスマスツリー。びっくりするくらい小さくてカワイイ雰囲気でアーチャンも大喜びでした。感謝です。

南港生きもの発見隊 
羽の不思議、羽の万華鏡を作ってみよう!(申込み要)
http://www.osaka-nankou-bird-sanctuary.com/o.n.b.s_web/EVENT/2008sp_win_1.htm
開催日 12月14日(日) 13:00〜14:30(小雨決行、荒天中止)
集合 大阪南港野鳥園 展望塔
http://www.osaka-nankou-bird-sanctuary.com