iPS・山中教授、涙で「母親が治るかもしれないと…」

prader-willi症候群も慶応大学さんの御研究でips細胞の研究http://d.hatena.ne.jp/prader-willi/20080819/ipsが始ったところですし、期待したいですね。「患者の声は影響がある。本当に励ましもいただいた」という言葉のところも嬉しい部分ですね。感謝致します。
同じ記者会見の記事で、中日新聞の「競争が注目されがちだが患者に役立つことが最大の目標」と強調し、「国内外を問わず協力を進めたい。成果が早く出るなら未公表のデータも公開し合いたい」という部分も素晴らしいですね。競争と協力とは現実の社会のなかでは区分もなく混じり合い様々な出来事は生じてくる、そんな風に感じます。

この1年の印象深い出来事として、難病の娘を持つ母親から「iPS細胞の報道を知り、初めて娘に『10年くらいしたら治るかもしれない』と言えるようになった」と聞かされたエピソードを紹介し、涙を見せる一幕も。「患者の声は影響がある。本当に励ましもいただいた」と話した。
asahi.comより引用
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200812010093.html

再生医療の切り札とされる人工多能性幹細胞(iPS細胞)を開発した京都大の山中伸弥教授が1日、記者会見し、米ハーバード大やカナダのトロント大など、海外の研究機関と実用化に向けた協力や共同研究を検討していることを明らかにした。
臨床応用につなげるのが狙いで、近く専門家レベルでの意見交換を始める。山中教授は「競争が注目されがちだが患者に役立つことが最大の目標」と強調し、「国内外を問わず協力を進めたい。成果が早く出るなら未公表のデータも公開し合いたい」と語った。
中日新聞より引用
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2008120190201117.html