支援学校:増やして!! 保護者らグループ「知的障害児、増えてる」 /大阪

「大阪の障害児教育をよくする会」さんの事は記事を読むまで知りませんでした。様々なアクションに感謝致します。
我家としても、アーチャンの数年後の進路もそろそろ考えないといけない時期にきている。普通学級に適応できるか微妙な感じがしますし、アーチャンにとって過ごし易い環境を与えてやりたいですね。特別支援学校へは一度も見学等行っていないし、実情分かりませんからお話等聴きに行こうと思います。
我家は今まで本当に運良くと言うか、医療、福祉、教育の専門家の皆さんのお陰で奨められるままに来ただけで、感じとしては理想に近い環境に居ると思っています。療育園は母子保健センターの主治医さんが紹介くださって、1歳過ぎから保育所くらいまでほぼ毎日通いました。今も月に2回程度通って療育等受けています。小学校でも特別な支援を入学以来受けていますし、昨年からの京都での、こころの未来研究センターさんでの療育も、たまたま正高先生に御研究に関して質疑のメールを御送りして療育への参加のお誘い受けた結果で、療育されている事自体知りませんでしたし、とても幸運なことと感じています。療育園にしてもこころの未来研究センターさんにしても、費用は無料ですし、マンツーマンでしていただいていますし、もしこれらの費用を実費で負担という事であれば、まず無理だったと思います。
財政的に現状維持すら難しい感じの福祉政策の流れを見ていて、これからはいろいろな面で厳しい状況が訪れることになるように思いますが、理想をまず思い描いて、実現していくように行動していくしか無いですね。
大阪府の特別顧問に就任された藤原和博さんの著作を拝読しますと、フィンランドの教育システムに高い評価を与えられて紹介されているようです。いろいろ資料読むとフィンランドでは義務教育は全て無料のようですし、基本的な事として、国土面積が日本とほぼ同じで人口もたまたま大阪府と同じくらいの国ですし、それ故か、少人数学級の実現が容易にできているようですから、義務教育費無料、フィンランド並みの20名くらいの少人数学級の実現を目指す規模の変革しないと大阪にしても日本にしても大きくは変わらないように感じます。藤原さんは学力世界一のフィンランドの教育システムは、ゆとり教育のあり方として評価されていて、日本で何故うまくいかなかったのか、原因として、実施するまでに時間が掛かり過ぎて、状況の変化に付いていけなかった等言われていますが、少人数学級の問題も大きいのではないかと私は感じます。
これもたまたま偶然の幸運ですが、アーチャンの通う学級は2クラスで50名程度で、一学級25名くらいと、とても良い感じのクラス編成になっています。人数の増減は6年生までそう大きくは変わらないでしょうから、このままでいけるのではないかと思っています。他の学校の状況は分かりませんが、理想を描いて実現して欲しいところです。橋下知事は就任当初、財政削減案の中で、少人数学級に否定的な見解を述べておられましたから、現在の府政では無理かもしれません。藤原さんが推奨されている「夜スペシャル」も少人数学級の延長上にあるのではと感じますし、その点では理解出来ますね。でもそれは理想ではなく、あくまで現状のなかでの取りえる方法の一つと考えるべきと思います。現状を変える方法は多様にいくら出てきても良いはず。

障害児の保護者らでつくる「大阪の障害児教育をよくする会」は10日、大阪市内で開いた集会で、橋下徹知事にあてた支援学校(旧養護学校)の増設を求める約3500人分の署名を府教委の担当者に手渡した。知的障害がある子どもは増加傾向にあり、府立支援学校では作業室を教室に転用するなどして過密化に対応しているが、同会は「過密化の解消は一刻の猶予も許されない」と話している。(中略)
府教委は、今年度に480万円を投じて施設の利用方法を検討・調査する一方、今後5年間の施策展開を示した長期計画でも「新たな学校の新設も含め教育環境を整備する」と盛り込んだ。
これに対し同会は、過去10年間で知的障害児が通える支援学校の新設が、就労に特化した「たまがわ高等支援学校」の1校にとどまっているとして「過密化対策への怠慢」と指摘。集会では、府内8地区の代表者らが、増員によってプレハブの増築が続き、手狭になった校庭でラジオ体操もできないことや、トイレが少ないため休み時間に行列ができることなどを訴えた。(中略)「人、時間、スペースのすべてが足りず、普通学校との格差は明らか。早急な増設をお願いしたい」と話している。
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20081111ddlk27040438000c.html
毎日新聞のHPより

第六章 人を動かす リズムとテンポをよくする
(一部引用)
文科省が審議会を組織して万全の態勢で臨んだ新指導要領の「ゆとり教育」路線が、実現までに数年経ってしまっただけで、どんな評価を受けたかを見れば、誰の目にも明らかだろう。「ゆとり教育」は当時、ほとんどの国民が望み、マスコミが支持し、有識者や評論家も文句なかった路線だった。しかも、素晴らしい政策だと評価され、この路線をまっすぐに突き進んだフィンランドが、逆に、PISA型学力で世界一になっている事実もある。
最初に「正解」が用意できる時代は終った。

つなげる力

つなげる力