デザインで世界を改造せよ

昨晩、NHKTVの「爆笑問題のニッポンの教養」で、デザイナーの川崎和男さんのお話をお聞きしました。以前、人工心臓のデザインのドキュメントhttp://d.hatena.ne.jp/prader-willi/20050212/p1見て興味を持っていた方ですが、少し性格的にキツイ人やなというイメージを感じていたのですが、今回もやはり、メガネのデザインの話のくだりとか聞いていて、キツイ人やなという感じは変わりませんでしたが、でも、最後まで聞いてみると、何だかとても良い話でしたね。
30分の番組ですがカット無しで全部聞いてみたいと思いました。
特に、最後の方でお話されていた、PKD(Peace-Keeping Design)http://artgene.blog.ocn.ne.jp/kawasaki/2008/02/pkd_peacekeepin_6b4e.htmlのところには、とても感銘を受けました。一人でも多くの発展途上国の子供たちをワクチンで救おうという志はとても素晴らしいものですし、それをデザインの力でクリアーしようというアイデアも素晴らしいし、この方なら実現されると思いますね。
多分、僕もprader-willi症候群児のアーチャンを我が子として授かって、いろいろと家族で悩みながら、現在のところ辿り付いた思いとして、アートでこの子達の心を豊かなものにしたいな、というのがあります。川崎さんの言われるPKD(Peace-Keeping Design)というコンセプトを手掛かりに、例えば、prader willi-keeping artのような言葉で少し考えをまとめてみたいなと改めて思いました。僕の場合は、デザインではなくて、言葉としてはアートを選ぶだろうなと思います。
多くのprader-willi症候群児の為に、他の疾患の子供達の為にも。

爆笑問題のニッポンの教養
「デザインで世界を改造せよ」川崎和男
http://www.nhk.or.jp/bakumon/previous/20080923.html