こころの未来研究センターにて療育

午後3時から京都大学の、こころの未来研究センターにて療育を受ける。
担当のITさんとIDさん、2名の方で見ていただきました。

今日の課題
1、パソコン課題
2、おんどく
3、おおきいのはどっち(概算課題)
4、うんぴつ

今日も療育はアーチャン一人で受けて、僕たち夫婦はスクリーンの奥で待機。

課題2、おんどく、では画面に文章を10秒間表示して、その間に文章をどこまで読み進めることができるかという課題。これはなかなか難しい様子で、平均7文字程度しか読めませんでした。
課題3、おおきいのはどっち(概算課題)は、前回小さい数のドット数での比較がうまく回答できたので、ドット数を大きくして取り組みました。20:30とか、30:25とか割と大きな差のある場合でも、27:30のような差がほとんど無い場合でも全て正解できたようです。課題をパッと見て大小比較が出来ているので、これはとても明るい事と担当のITさん。また数字による比較の場合でも、9:6とか5:6のように文字が似ていたり、差が小さい場合を除いて、小さい数の比較は正答できていたようです。少しづつ定着してきているようです。
4、うんぴつ課題は、道の真中に線を入れる等の課題。これは良くできていました。引き続いてしていただいた、フロスティッグ視知覚検査も、よく判別できていた様子。動物のイラスト(典型的なイメージを描いたもの)と、同じカテゴリーのものをたくさんの絵の中から選ぶ課題でも、例えばゾウさんの場合、後ろ向きのゾウの姿や、キャラクターを強調したシンプルなかわいいイラストも、全てゾウとして認識できていました。
コップや取っ手付きのマグカップに、一杯入れてくださいと指示して、色を塗る課題も最初は課題を理解難しかった様子だったようですが、ITさんが手本示して、理解させると、うまく反応できるようになったようです。マグカップの取っ手のところは色塗らなかったので、絵のなかのエリアの意味も理解できてきている様子でした。

課題と課題の間にとる休憩で、紙粘土使っていろいろ作りました。昨日、アーチャンがプールに行く時に、線路の踏み切り近くに、事故なのか事件なのか、足や尻尾に大きな傷を受けて瀕死の猫が居たらしく、そのことがずっと気になっているらしく、紙粘土でも、その猫の事思い出して作ったらしい。カーチャンも一緒に、ネコやウサギさんを作っていました。

それと家で作ってきた小さな絵本をITさんとIDさんにプレゼント。開くとお花の絵が描かれています。