吉野和紙あかり作り

インターナショナルワークショップフェスティバル(IWF)2008「100DOORS」のうち、今日は「吉野和紙あかり作り」に家族で参加してきました。
講師の方は、坂本尚世(あかり工房吉野)さん。
吉野の和紙をシェードにして、香りのよい吉野杉をベースにしたランプ作りのワークショップ。短い時間の中、丁寧な解説と制作へのきめ細かなフォローをしていただいて、きれいな和紙明かりが出来ました。
最初、電球のソケットを吉野杉のベースに固定したり、理科の工作をしているような、その面での楽しさもありました。昨日のワークショップで、ベンガラ染の和紙を何枚か作ったので、カーチャンは和紙のシェードを着せ替えて楽しんでみるようです。
坂本尚世さん、主催者の皆さん、ありがとうございました、感謝です。

坂本尚世さんから制作の方法等説明のあと開始。
最初に電球のソケットを吉野杉のベースにビスで固定していきます。次に、和紙を支えるアルミのフレームを固定。穴に接着剤を入れて、フレームを差し込んでいきます。

次に、糸でフレームの頂点を結びました。また中間に和紙が電球に触れないように、ガードとして糸を巻きます。これも接着剤で動かないように固定しました。

そして、和紙に水彩絵具で絵を描きます。最小は小さい紙に描いて練習しました。アーチャンは両手利きなので、初めは左手で描いています。両手利きはPWSの特徴なのかなとしばらく前に考えたりしていましたが、カーチャンも実は両手利きらしく(つい最近聞いた)カーチャンの遺伝かもしれません。

練習も終わり、大きな和紙に描きます。何を描くのと聞くと、小さいのと同じとの事。小さいのは何と聞くと、虹のイメージらしい。アーチャンが生まれた時、彩雲が空に掛かっていたのをカーチャンが病室から見て、それで名前に一文字入れたから、アーチャンも虹色が好きなのかもしれません。

描き終わると、ボンドで貼って、つなぎます。この作業は先生がしてくださいました。

この後で、和紙を揉んで、皺を付けて、さらに風合いを持たせる作業をする流れなのですが、和紙が乾いていないので、会場ではできなかったので、持ち帰り自宅で、最終仕上をしました。会場で、皺を入れる前に、点灯式しました。

自宅へ持ち帰り、乾燥した後で、カーチャンとアーチャンと二人で、和紙をモミモミしたようです。会場で先生は、丸く握るように皺を付ける方法と、竪皺を付ける方法と、二通り実演されましたが、アーチャンは竪皺が好きらしくカーチャンにリクエストしていました。点灯すると、とてもきれいな灯りになりました。皺というのか襞を与える事で、光の拡散の仕方がかなり変わるようですね。練習用に描いた絵を裏から貼り付けたので、その色がさらにぼんやりとした雰囲気を出しています。

吉野和紙あかり作り
講師:坂本尚世(あかり工房吉野)さん
http://www.artcomplex.net/doors/100sche.php?itemid=1057&catid=138
http://www.akari-yoshino.com/

100DOORS
大阪21世紀協会のHPより
http://www.osaka21.or.jp/colabo/doors/index.html