持田総章展

カーチャンと知人のpurimariさんの芸大の恩師、持田先生の個展を観てきました。アーチャンは勘が鋭く、こちらの挙動察知して、一緒に行きたいと言うので、いきいき教室は無しにして、小学校から帰宅後皆で行きました。

持田総章展
信濃橋画廊apron
2008年2月25日〜3月8日

作品は、飛んでいる小さなジェット機の型板でクリーム色のフェルトに焼印をランダムに押して、さらに楕円の切り抜きで下地の青いフェルトとはめ込んだグレイのフェルトもランダムに配されたパターンの繰り返し。一見すると自動生成的な感情を廃したミニマルな作り方にも感じられるが、しかし、丸く切り取られた全体をしばらく見つめることで表れてくるイメージは、どこか重くこころに沈殿していくところが含まれていて、制作においては内省的、観照的であり、そのリズムが無意識のうちに、私達のなかに浸透してくるようである。