認知行動療法

このところ、いろいろな変化があり、良い面、悪い面が同時に出てくる感じですね。少しずつ観察しながら、行動療法的な、良い行動面を誉めて、増やすような試みを始めている。
この、誉めるというのは、意識してすると不自然になるし、できるだけ自然に子供が感じるようにしたいなと思っているけれど、難しいところもありますね。
IPWSOの総会の記録を少しずつ読み進めていて、最後の方に、日本の臨床の先生の講演記録も出ていて、そこに記述されている、認知行動療法的な対応を、無意識のうちに、僕達夫婦もしていたなと気付きました。
記録では、良いキャラクターと、悪いキャラクターに名前を与えて、本人に意識させて、行動や認知を良い方向に向けさせる、そんな感じの内容と読めました。

Cognitive behavior therapy (cbt) for a young man with pws
tomoko hasegawa
http://www.amspw.org/spw/investigacion/6thconromania/VIConfRO_p30.pdf

僕達の場合は、良い行動をした時には、「アーチャンかしこいな」とか「かしこい子」と言う事が多く、悪い行動には、そのまんま、「悪い子あかんで」とか「悪い子ちゃんや」と無意識のうちに言っていました。年齢に応じて変化させていけば良いだろうし、行動の良い悪いを、常に意味つけて、キャラクター化して、伝えておけば、それなりに判断するベースができるかもしれないなと思っています。
講演記録では、「PWSデビル」と「PWSエンジェル」と、個人的にはやや刺激的な印象を受ける言葉が使われたらしく、これは、患者家族が日常的に、そのように呼んでいたのか、患者本人が好んで使っていたのか、臨床医さんの好みの反映なのか、文面ではよく分りませんが、でも効果はあったようなので、認知行動療法について、もう少し詳しく知りたいなと思いました。
本人がセルフコントロールできるようになるのが、一番好ましいことだし、様々な対応法が、こちら側からのマインドコントロールのようなものにならないように、注意しながら進める必要もあるのではないかと、思いました。

認知行動療法 出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AA%8D%E7%9F%A5%E8%A1%8C%E5%8B%95%E7%99%82%E6%B3%95