早起きさん

今朝は三連休の初めの日、妻子は某所へお出掛け、僕は自宅で仕事なので、ゆっくり寝ていた。7時前に内線電話でアーチャンからモーニングコール。目をこすりながら1階に降りて行くと、何となく明るい雰囲気。かなり早起きして、カーチャンがシャワーを浴びている間に、家族全員の朝御飯の用意をしてくれたそうだ。普段から何を食べ、それがどこに置いてあるか、観察しているんだろうなと感心する。
脚が悪くてあまり動けないバーチャン、天然気味のカーチャン、仕事で徹夜と連日のサッカー中継観戦でボーとしている僕を見て、「私がやらねば・・」と思ったのか?
アーチャンは、とても満足気に勧めてくれる。
食べ始めると、少しパンが固い感じだったので、カーチャンが軽くチンするか焼こうかと言うので、とりあえず今日は、アーチャン用意してくれた、このままで良いやんと、そのまま頂きました。
最近少し行動面や食欲の面で変化があり、心配で注意して見ているのですが、PWSの過食症は、多くの専門家が記述されているように、おそらく単純に視床下部の変異による満腹感の欠如だけでなく、精神面の問題が同時にとても大切であることも、今朝のようなエピソード経験すると、理解出来てきます。
食欲のコントロールは単に食べ物の問題だけではないんでしょうね。心が満たされていることと食欲とはつながっていると感じました。
いろいろな面で変化があり、自意識がしっかりしてきたと同時に、良い面、悪い面が同時にドーンと出てきている感じもしていますから、良い面(特にIPWSOの総会記録で、Dukens先生が言われている、PWSのお世話好きの面などhttp://www.amspw.org/spw/investigacion/6thconromania/VIConfRO_05.pdf)は、うまくそのまま伸ばしてやりたいと思いますね。
お世話好きな性格を伸ばしていくには、それへの周囲の応答がポイントですね。
想像するに、そのお世話好きな面が、一方的で、またその場のシチュエーションにマッチしない時などに、周囲から否定的な態度を示されたりすると、ストレスとなり、パニックになったり、行動面の問題として、様々に表れてくるのかもしれませんね。
おそらくこれからは、失敗体験の方が多くなるであろう子供の、成長過程での、様々な本人のトライをどこまで許容し寛容に認めて、成功体験に結び付けられるのか、それらの積み重ねによって、過剰な自己意識ではなく、自律心のようなものが芽生えれば良いなと思います。
僕たちが繰り返し試している様々なアートセラピー的なことは、子供たちをうまく現実の難しい問題に対処する力を養ってくれるように感じています。