何も無い

夜、カーチャン外出してから、アーチャンとお留守番で遊んでいると、ノート取り出して、算数をし始めた。
真面目と言うのか、少しかたくなな感じがあり、しんどくなるから、もうお勉強はええよ、と言ってもやっている。どちらかといえば、取り付かれたようにやっている感じがするので、うまく柔軟に取り組めるようにガイドしないといけないなと思いつつ、あまりうまい方法は思いつかないが。
アーチャンは算数をするのが好きだけれど、自力で解くのはまだ難しく、適当な答えを書いているばかりだったので、僕もいつもの感じで適当に見ていた。間違っていても、あまりそのことは指摘はしていないし、間違っているのか正解なのかの判断ができるレベルでなければ、無理に教えてもストレスになるだけだし。
でも今日のは、きちんと指で数えて答えを出して、書き込んでいて、みな正解している。それだけでなく、「0」もきちんと理解できているようだ。

アーチャンに「0(ゼロ)」て何?と聞くと、片手をぱっと開いて、「なんもない(何も無い)」と答える。ウォォォォォォ!!と叫びそうになったが、軽く頭をなでて、「そうそう、ゼロは何も無いねんな。アーチャン算数好きやな」と声掛ける。「誰に教えてもらったん?」「自分で」などと言っている。頑なやなあ。この辺りも、少しづつ和らげていかないと。
その後、続けた二桁の足し算は、答えは間違っているけれど、仔細に見ると、どうも繰り上がりに誤解があるようで、そこを時間を掛けて理解出来れば、何とかクリアーできそうな感じだし、本人自信満々なので、こちらのコーチは入りそうに無い雰囲気なので、そのままにしておいた。しばらくして横になり眠っている。一週間の疲れ出てきたんだろう。