単に「塗る」だけでは脳は活性化しない──三菱鉛筆が川島教授と検証

塗り絵的作業は確かに、脳を活性化させるというより、何となく、塗る行為を通して、没入できると言うのか、意識が薄くなって、ニュートラルなモードになるような気がしますね。大きな絵の面を塗りつぶす作業は、それ故に、気分も変えられるし、コンセプト作りなどするときの、意識的な作業とは、かなり異質で、僕はだから、そこのところが好きですね。物と一体化する時間でもある。
記事には「検証の結果、いわゆる色鉛筆で単に「塗り絵」をする行為自体には、個人差にもあり、必ずしも前頭前野を活性化させる行為とはいえないことが分かった」とありますが、「必ずしも前頭前野を活性化させる行為とはいえない」ということの方が僕的には重要な意味を感じます。
アーチャンも、小学校のいきいき教室で、塗り絵したり、家でもよくやっているけれど、それで脳を活性化する必要も感じないし、むしろ気持ちを静めるというのか、落ち着かせる作用の方に期待する部分があるから、そのような戦略の商品コンセプトの方が、僕は好きだけれど。
アートセラピー的なことを僕達はアーチャンとともにやっているけれど、それに期待するのも、脳の活性化ではなく、気持ちの安定の方だと思っている。

単に「塗る」だけでは脳は活性化しない──三菱鉛筆が川島教授と検証
http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0704/13/news118.html
ITmedia BizのHPより