Clinical Effects of Treatment for Hypogonadism in Male Adolescents with Prader-Labhart-Willi Syndrome

海外では様々な症状に対して治験が行われているようですね。これは男性のPWSの患者さんの性腺機能低下症に対する治験の報告書ですね。
娘が生まれた頃、自分なりにいろいろ調べてみて、文献的にはPWSは不妊であり、出産例の報告は無いとされていましたが、でもそうであることの確定的な記述がどこにも見当たらないので、授産能力は有るのではないか?と考え、紹介してもらったPWSをよく診ているという病院で、そう質疑したところ、「PWSは絶対に受精しません」と言われ、僕がそんな筈は無いと思う(論理的に考えたらそうだろう?)と反論したら、物凄く怒られて、その病院は結局1回だけしか行かなかったという悲しい経験がありました。その後、いろいろ問合せして、海外での出産例を知り、やはりそうなんだと理解しました。その際、当時最も詳しくPWSの諸症状について記述されていたHPを書いておられた専門家の先生に、出産例についての記述を書き加えてくださいとメールで御願いしたところ、「そのような希望を持つ患者家族が現実に来られた場合、対応する術を私達は持ち合わせていない」との理由で却下された事が有りました。それで仕方なく、現在の主治医さんがHP作られた際に、その旨を記述してくださいと御願いし、快諾いただいたという経過があります。
先入観や様々なタブーによって、思考を停止するのではなく、ありとあらゆる現象に対して、ピュアに見ていけば、治療法も見つかっていくのではないか?そう思います

Clinical Effects of Treatment for Hypogonadism in Male Adolescents with Prader-Labhart-Willi Syndrome
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?db=pubmed&cmd=Retrieve&dopt=AbstractPlus&list_uids=17374959&query_hl=1&itool=pubmed_docsum
pubmedのHPより