小学校にて

午後、療育園の先生に小学校まで来て頂き、最近のアーチャンの様子と、これからの対応について、たんぽぽ教室の先生と話し合いの場を設けていただきました。丁寧な対応、いつもありがとうございます。感謝致します。

療育園での最近のアーチャンについて

理学療法
コマ付き自転車、40分くらいで乗り方マスターして、乗れるようになった。吸収が早くなってきた。運動面では現在特に問題無い。
PWSでは成長とともに背骨の側湾の恐れがある為、注意が必要。
学習時の机での姿勢前かがみなのは腹筋が弱い為、机に乗せた左肘がすべって落ちたりするようであれば、体がねじれている証拠であり、側湾の可能性あるので注意しておく事。
歩く時にかかとを上げている場合、かかとが小さいので圧が掛かっていて、痛いのかもしれない。しかし、つま先立ち自体は筋力強化には良い効果あるので、原因観察のこと(お友達がバレエしているので、真似ているのかも)
自閉症児の場合、つま先立ちで歩き回るケースあるが、アーチャンの場合、そういう感じではないと思われる。

算数の教え方の共有化。
最近、算数の宿題が分量が多く、また計算の意味自体を充分理解出来ていないのでストレスになっている様子。
小学校、療育園、家庭での算数の教え方を同じやり方にして、アーチャンが混乱しないように調整。ベースは小学校での方法。
アーチャンは他の子と同じ事をやりたい気持ちが強い。
しかし差はついて来るので、自分が出来ないと認識できた時に、ショックで教室を歩き回る子供もいるので、そうならないように、調整を行う。
算数の宿題は同じプリントにして、アーチャンだけ、特別にやる範囲を印していただいて、分量を減らし、ストレスにならないようにする。もちろんそれ以上にがんばって回答できる時はさせて良い。
漢字の練習も少しずつ出来ている。(陶芸で、お皿の裏側に自分の名前を漢字で書こうと努力していて、その辺りで漢字に興味を持っている様子。算数も何か興味を持てるものとリンクすれば集中していけるかもしれない)
初めてのテストの時、ドリルを回収すると、テストの場合は写せないのだという事に本人分って驚いていた様子。でもすぐに理解できたようだ。そのような気づきが、いろいろな面でできてきつつある。
本読みは好きな文章を耳で覚えている様子。母子保健センターでの発達検査では、聞き取り検査で、話の最後のところしか聞き取れていなかった。母子センターの心理の先生のアドバイスとして、話し掛けてみて、本人の様子から理解出来ていないなと感じられた時は、ポイントを短く言葉を切って話し掛けてあげる。最初からあまり意識して短い言葉で話し掛ける必要はなく、自然な語り掛けで良い。
アーチャンは運動面でも他の子と同じことをしたがる。縄跳びは最初は一回一回止まっていたが、体の横で縄を廻せば連続でできること教えると、すぐに理解して70回くらい飛ぶ事ができた。
いろいろなことをやってみることは無意味ではない、やっているうちに急にバラバラに感じていたものが意味がつながる時がやってくるはず。