僕の歩く道

自閉症の主人公、輝明さんの家族や周囲の人々の心の葛藤が描かれる。兄も妹も輝明さんが起す問題への対応に小さな頃から、それなりにストレスを感じていて、母の過剰ともいえる係わりに、兄弟とも感情を爆発させてしまう。先週の放送を見ていて、家の姿形が顔のように見えていて、それが製作者の意図なのか偶然そうなのか想像していたけれど、http://d.hatena.ne.jp/prader-willi/20061205/memo昨日の放送では、兄弟や都古さんの心の葛藤と、それの解消としてのスキンシップや、相手に顔を埋めるような甘えの姿と共に、これも偶然なのか意図なのか、夜の場面として、家の姿形は夜の闇の背景に溶けていて、顔としての認識はできなくて、どこか無意識の世界への接近のような表現に見えてきた。