「鏡」から「コンテンジェンシー」へ 茂木健一郎氏講演記録を拝聴する

最近、茂木健一郎さんの著作や講演(音声データを公開されているので、勉強になります)読んだり聞いたりしています。 http://www.qualia-manifesto.com/2004jcla.html
音声データはリンク切れていますので下記参照
「鏡」から「コンティンジェンシー」ヘ • もぎけんPodcast - Podcast Addict

茂木さんの研究では、人間は世界をシンボルとして見るから、ありのまま世界を捉えるということには限界があるらしい。幼児の絵は手や足やもろもろの事物をシンボルとして捉え、抽象化して描いていく、その配置が現実の形から見れば、おかしくても、それは発達過程の健常さを示すものであるらしい。サヴァン症候群の方のように幼児のうちから、世界を見たままリアルに表現するのは、シンボル化する能力に障害があると推測されるそうです。
頭足人の研究ともつながりますね。http://d.hatena.ne.jp/prader-willi/20040424#artanart
アーチャンの絵を、並べてみると、シンボル化された表現の部分もあり、かなり、ゆっくりではあるけれど、健常者と同じ認識ができているんだというように感じますね。