乳幼児期の視覚体験がその後の色彩感覚に決定的な影響を与える

産業技術総合研究所さんの研究報告読むと、色彩感覚は生得的なものではなく、乳幼児期の経験によって獲得されるものとある。いずれにしても乳幼児期の経験はさまざまな領域で、その後の感覚を形成するから、できるだけ楽しい経験させてあげることが、大事ということですね。
以前、気になっていた、動物の視覚は、もともと4原色であったのが、途中夜行性となった時期に緑と紫を失い、その後、緑だけを回復して現在の3原色になったという研究http://d.hatena.ne.jp/prader-willi/20040301#p2とも関連しそうですね。視覚司る視物質は現在も少しずつ分岐して多様になっているらしいから、私達の生活環境やランドスケープも、もっと鮮やかな色彩に包まれていくかもしれませんね。

http://www.jst.go.jp/pr/announce/20040727/index.html
産業技術総合研究所