ドラマ「光とともに…」第10回を観る

ドラマも来週で最終回。今回もいくつか印象に残る言葉やシーンがありましたね。長いセリフで正確には覚えられなかったけれど、小林聡美先生の「光君のお母さんは光君より先には死ねないと言っています。確かに光君は一生、誰かの手助けが必要です、でもそれはお母さんの手で無くても良いのです」そんな内容だったでしょうか、偶然か設定なのか降る雨の中、川見先生とお買い物に出かけるところ、記憶に留めておきたいシーンですね。
黄色いレインコートは僕の幼稚園の頃着ていたのと同じ色で、雨の中、雨音と黄色い光に全身包まれて、心地良かった記憶とが蘇ってきて、親として観ている部分と、子供であった自分の記憶とが重なっていく。おそらく血縁という狭い範囲を超えて、世代が交流し循環する、そんなイメージが、あのシーンにはあったのだと思います。
僕たちの娘も多くの方々のサポートを受けて一日一日、何とか過ごせていますし、将来への不安を挙げていけばきりがないけれど、娘をいろいろな光や色で包んでやりたいと漠然とそう思う。