マウンドに黒木2人

昨日の朝日新聞の朝刊のスポーツ欄に、復活したプロ野球パリーグ、ロッテの黒木投手について、西村欣也さんが、書いていた。スポーツにおけるメタ認知的なことがよく分かる形で描かれていたので、一部引用します。

「2人の黒木がマウンドにいたんですよ」
言葉を選びながら、彼は振り返った。
「理想の黒木が先に投げてるんです。その後を僕が追う。もう一人の黒木を追えた。2人で投げるという感覚。1人より2人の方が楽なんです」
比喩でなく、自らを客観化する能力を極限まで研ぎ澄ますと、こういう現象が起きる。
2004年4月20日 朝日新聞EYEより

客観化というより、メタ認知的という方が的確と思うが、でもこのインタヴューは良く感じが分かりますね。先日もイチローが対談http://d.hatena.ne.jp/prader-willi/20040414#p4で同様の事、述べていたから、何かをマスターする時の、ポイントなんでしょうね。娘のように認知等に遅れがある場合でも、そのような視点を獲得させる事は、それは有効なはずだから、http://d.hatena.ne.jp/prader-willi/20040407#p5娘がうまく理解できるように意識しておこうと思う。