文学

 絵本「スマッジがいるから」を読む

先日5月21日の関西TVの夕方のニュースで、岩元綾さんが紹介されていて、その御考え、生き方に感銘を受けました。 翻訳を担当された絵本「スマッジがいるから」をさっそく拝読してみました。アーチャンにはまだ少し早い内容ですが、読み聞かせると、登場す…

 どんな人間も二で割れる ケストナーの詩

asahi be 「ことばの旅人」より どんな人間も二で割れる/善と悪とがいっしょになっているのだから/だが、悪意はなおしようがない/善意は子どものうちに死んでしまう http://www.be.asahi.com/20040327/W21/0001.html 悲惨な戦争の時代を生きた作家の言葉…

 「新しい人よ目ざめよ」大江健三郎著について

僕が「新しい人」という言葉が好きになったのは、大江健三郎さんの「新しい人よ目ざめよ」を読んでからだと思い出す。 1983年初版だからもう20年も前の事。一度紛失して、現在のは2冊目。本が出た頃、大阪の高槻市で講演会があり、障害のある息子さんの話…